From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
先日、知人に勧められて、
トヨタ(あの車の会社です)の仕事術について
書かれた本を購入しました。
働くうえでとても大切なことが書かれていて、
レッスンやスタジオ運営においても
とても役に立つ内容でした。
で、その本の中に、
「PDCAサイクル」という言葉が出てきました。
恥ずかしながら私はこの言葉、
まったく知らなかったのですが(汗)
仕事の生産性をアップさせ、
さらに業務改善にも役立つ、
素晴らしい考え方だと思いました。
仕事はもちろんなのですが、
ゴルフを上達するうえでも非常に役立ちます。
今日はPDCAサイクルを
ゴルフ上達に役立てる方法について
お話ししてみたいと思います。
PDCAサイクルって何?
お仕事をされている方にとっては
当たり前の考え方なのかもしれませんが、
改めて少しまとめてみたいと思います。
PDCAサイクルとは、仕事をする上で、
業務を円滑に進めるための手法だそうです。
4つの段階があって、
その4段階を繰り返すことで、
今までの業務が改善され、仕事がスムーズになるといいます。
その4つとは、
PLAN:計画
DO:実行
CHECK:確認
ACTION:改善
この4つの段階の頭文字をとって
「PDCAサイクル」と呼ぶそうです。
このPDCAサイクルには、
根底となる大事なある考え方があります。
それは、「5S」という考え方。
整理、整頓、清掃、清潔、しつけ。
整理とは、不要なものを捨てること。
整頓とは、必要な物がどこにあるのかを把握しておくこと。
清掃とは、掃除をしていつでも綺麗に保つこと。
清潔とは、上記の3つを維持すること。
しつけとは、決めたルールや手順をルーチン化すること。
この5つのSがあってこそ、
気持ちよく、効率的な仕事が出来る、といいます。
実はこれってゴルフに当てはめると、
全部そのまま使えるんですよね。
必要のない情報ややり方は、どんどん捨てる。
そして何が大事なのかを把握しておく。
それをしっかりと習慣化する。
たったこれだけで、
練習効率というものは格段にアップすると思いました。
そして、この土台が大事だと頭に入れた上で、
PDCAサイクルをゴルフに当てはめてみましょう。
ゴルフ版!PDCAサイクル
まずは、PLAN。
上達計画を作成しましょう。
大事なのは「計画の視える化」です。
今自分が何をやっているのか?
何が出来るようになりたいのか?
これをきちんと把握することから始めましょう。
例えばその日練習したことを
毎回紙に書き出し、ノートに溜めていく。
練習したことや感じたことって、
3日もたてば忘れてしまいますよね。
それを全部メモしましょう。
それが上達計画の作成に役立ちます。
なんとなく練習場に行って、
100球打つよりも、
毎回、何をやるかを計画に沿って
50球打つ方がはるかに効率的です。
かつ、非常識な目標をたてましょう。
自分には無理そうな目標を掲げて、
自分の能力を最大限に引き上げましょう。
今100が切れていない人が
まずは100を切ろうという計画をたてるのではなく、
絶対シングルになってやる!という意気込みが
あなたの底力をぐっと引き揚げます。
私は以前、
グループ、マンツーマン合せて
月に100人以上レッスンする
という高い目標をたてました。
100人レッスンするのって
集客も難しいですし、
なにより体力がきついです(^^;)
でもその目標を立てて、
やってみたら達成できてしまったんです。
それからというもの、
月100人レッスンというのが当たり前になり、
ブレイクスルーをした経験があります。
なので非常識な目標というのは
自分の壁を突き抜けるという意味においても、
とても効果が高いと思います。
DO!上達計画の実行
上達計画をたてたら、
それを実行していくわけですが、
その際、「ムリ、ムダ、ムラ」を意識しましょう。
一度たてた計画でも、
もちろん正しいかどうかはやってみないとわかりません。
やってみて、
ムリな練習をしていないか?
無駄なことをやっていないか?
日によってムラがないか?
などを考え、見直し、なくしていきましょう。
CHECK!上達計画がしっかり実行できているかどうか?
「ベンチマーキング」という言葉があります。
自分のことばかり見るのでなく、
友人やプロが言っていることに目を向けて、
良い部分を積極的に取り入れましょう。
やはり伸びる生徒さんというのは
私たちがお伝えすることで良いと思ったことは
素直に実行してくれると感じます。
そして大事なのは、
「なぜ」を5回考えてみること。
なんで上手くいったのか?
なんで上手くいかないのか?
「なぜ」を掘り下げていくことで、
問題の根本や上達の道筋が見えてきます。
少し難しいかもしれませんが、
練習をやってるだけになっていないかどうか?
振り返って、改善を行っていきましょう。
自分だけで分からない時は
プロや友人に積極的に聞いて、
良いものはどんどん取り入れる素直さも大事ですね。
ACTION!上手くいっていない上達計画を改善
振り返りを積極的に行って、
問題点があれば改善していきましょう。
「何で上手くいかないんだ?」ではなく、
「どうすれば上手くいくんだ?」と考えるクセは大事ですね。
前向きに、どんどん計画をいじってみましょう。
このACTIONが上手くできれば、
上手くPDCAサイクルを回すことが出来ると言います。
とにかく上手くなるために必要なのは、
たくさん失敗して、経験から学ぶこと。
そしてPDCAサイクルを速く回していくことだと思いました。
そんな風に思っていたら、
ブログで評論家の勝間和代さんが
ゴルフにこの考え方を当てはめていて、
すごく感動しました。笑
彼女は、
1. ラウンドで失敗したものをメモして、
2. それをコーチにやり方を聞いて、
3. 練習場でやり直して
4. 再度、ラウンドでチャレンジ
というPDCAサイクルを回して、
上達を目指しているそうです。
さすがだなと思ったのは、
勝間さんがコンサルタント時代に、
「課題が見えた時点で、問題の8割は解決している」
と散々習ってきたそうです。
本当にその通りだと思います。
その課題を見つけていくためにも
このサイクルをゴルフに応用することは
とても有効な方法だと思いました。
あなたの上達計画に少しでも役立てばうれしいです。
また、メールします。
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意味のある貴重なお話ですね。いまの私に出来ることはメモです。頂いているメール・動画・DVDなどから気になる事柄はメモを取ることにしています。参考になると信じています。
今日のTPSトヨタ生産方式でのゴルフ対応は面白かった。
PDCA,5S,なんといっても現地、現物主義即ちGO&SEE
トヨタOBより
大変貴重な、考えかたですね、
業務上、やっていることなのに、
ものごとを整理、整頓し、清掃、清潔
最後の砦は、躾ですね、ゴルフで、5S
をし、最後は、躾の標準化ですね、
また、問題がでたら、改善、
早速。自分のゴルフの標準書を、作り、
急所と理由を明確化します