From:古賀公治
尼崎テクノランドより、、、
こんにちは、ティーチングプロの古賀公治です。
今日はあなたに、
「なぜ、週刊誌やレッスン書では上達できないの?」
について、お話ししたいと思います。
冒頭からかなり挑戦的なタイトルですが。。。
ですがこれについては、私が常々思っていることで
とても大切なことなので、敢えて取り上げます。
この話を聞いていただくことで、ゴルフに開眼する人が
一人でも出てくれることを願っています。
(ちょっと具体的な説明するための写真も用意しました)
私がレッスンで大切にしているもの
さて、その本題の話に入る前に、私がレッスンをする上で
一番大切にしていることがあります。
それは何かというと。。。
「身体的言葉の数」
です。
これだけだと何のことやらさっぱりわからないので、
詳しく説明させていただきますね。
まず、ゴルフスイングというのは
非日常的な身体運動です。
ですから、その動きを理解してもらうためには
必ず何らかの「比喩(ひゆ=たとえ)」が必要となるわけです。
たとえゴルフの初心者の方であったとしても、
自分なりの身体感覚というものはお持ちであるはずです。
ちなみに、あなたはゴルフをしていて
こんな経験はありませんか?
他人から客観的な目でスイングを指摘されて、
ナイスショットが出ても「何か違う。。。」と感じてしまう
これはおそらく、ゴルフをしていたり
特にレッスンを受けている人にとっては。。。
「結構よくある経験」なのではないでしょうか?
「何か違う…」の原因は何か?
その原因はずばり言うなら
「他人の言葉が自分自身のイメージと合わないから」
だと私は思っています。
たとえば私が誰かに
「右脇腹に右肘を持ってくるように」
という言葉を言われて意識したとしましょう。
でも、そうしたらおそらく、
私はスイングになりません。
その「右脇腹に右肘を持ってくるように」のたとえでは、
自分自身が気持ち良く振っている感じがしないからです。
プロであれ、月イチゴルファーであれ
自分だけのスイングに対する言葉があるはずなのです。
それは私の場合の「シュッ!シュッ!」であるように。。。
とはいっても、レッスンを受けていたりすると、
そうした「イメージが噛み合わない状況」に出くわします。
そんなときに、どうすればいいのか?
言われた言葉を自分の言葉に置き換えてみる
私はこの作業を行うことを強くおすすめします。
自分の言葉に置き換えてみるのです。
もしあなたが週刊誌やレッスン書で見たり聞いたりしたことを、
自分なりに解釈して、再構築していくのです。
こうした能力は、上達というものを望むのであれば、
絶対に必要になってくる能力です。
もちろん、始めはうまくいかないかもしれません。
ですが、そうした作業をしていくうちに
自分に合う比喩を選択できるようになりますし、
合わないものは捨てる選択能力がだんだんと備わってきます。
一方、教える側の立場に立てば、ティーチングプロは
いろいろなポジションに対して、多くのたとえる
(比喩の)言葉が必要ということも言えるわけです。
ところが残念なことに、多くのレッスン書では
アマチュアの方がつまずく点に対しての説明が
明らかに少ない。。。
あるいは、初めから全く説明されていないということが
多いようにも思います。
(もちろん、全てがそうだと言うつもりはありませんが)
そうした説明がないので、自分なりに勝手に勘違いして練習をし、
エラーを固めてしまっている。。。
こうした事態が起こっていることは、
非常に残念なことです。
ちなみに、私がこの点について、
どんな工夫をしているかといいますと。。。
ドリル
やっぱり最終的には
こうした「ドリル」に行き着きます。
言葉と身体的感覚を結ぶのに
一番有効な手段が、ドリルです。
私のレッスンでは、こうしたミニクラブやスイングマジック、
ストレッチポールやタオルなど、道具を使ったドリルや。。。
あるいは、2歩歩くことでスイングしていただいたりして、
正しい身体の回転ができるドリルなどを多数ご紹介し、
指導をしています。
これらのドリルによって、スイングの基本である
リズムやバランスの身体感覚を養うことが出来るわけです。
まさに「急がば回れ」と言うことです。
そして、言うまでもないことですが
これらのドリルは全て、一つのスイングを形成するものです。
ですので、その全てのドリルには関連があります。
その関連を考えながら練習することによって、
新しいイメージが生まれます。
これを私は「イメージの進化」と呼んでいます。
そしてこれこそがまさに、上達のための秘訣となります。
このへんの話は以前にもしたことがあったかもとは思ったのですが、
とても大切なことですので、改めてお話をさせていただきました。
今、あなたの心に留めておいていただけると
これから先のゴルフ上達に、必ずお役に立てると確信しています。
今日はこんなところにしておきます。
もし疑問については、コメントいただだいたものから
お答えできる範囲で順次お返事を書いています。
画像付きでないと説明が難しいものについては
お答えできないことがあることをご承知ください。
なおお読みになった方は、
そちらについても再度コメントをいただけると
「既読」かどうかが私から見てもわかるのでありがたいです。
それでは、今日はこのへんで。
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言つている事よく分かります。以前週刊誌を買い勉強しましたが。書いている通りにはとても無理でした。
古賀プロのブログは大変参考になり、楽しみにしています。今回は特に興味を持って、拝読しました。
他人から客観的な目でスイングを指摘されて、ナイスショットが出ても「何か違う。。。」と感じてしまう。
これは具合が悪いことのように、記されていますが、それまでと異なることをするのだか「何か違う 」と感ずるのは当たり前で、ナイすショットが出れば大成功ではないでしょうか。それまでと異なる正しいやり方を繰り返して慣れれば、良いのではないでしょうか。
「言われた言葉を自分の言葉に置き換えてみる」は良いことだと思います。たとえば、「右脇腹に右肘を持ってくるように」を他の言葉で表現した例を2,3お示し下さい。
ドリルは「何か違う・・」と感ずる正しい動きに慣れて、違うと感じないようにする手段だと考えています。
でも、そうしたらおそらく、
私はスイングになりません。
その「右脇腹に右肘を持ってくるように」のたとえでは、
自分自身が気持ち良く振っている感じがしないからです。