From:江連忠
神戸の自宅より、、、
こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
今回は、
「一流の書家もゴルファーも『ひじで書く』」
というテーマで、お話ししたいと思います。
一流の書家の方、あるいは字が上手な方であるほど
太い筆や万年筆をやさしく握って。。。
ひじを動かしながら、躍動感ある文字を書き込んだり
長文を書き続けたりするものです。
ですがこれ、ゴルファーにも通じるものがあるのです。
どういうことか?
弘法は「筆を選ぶ」
ある時、字が上手な方のペンを拝見したことがありますが、
とても太い万年筆をお使いでいらっしゃいました。
そうした太い筆記用具を、あくまで無意識に
選んでいるのかもしれませんが。。。
身体の構造を考えると、太い万年筆を握ることで
確かにいわゆる小手先(手の先)には
余計な力が入りづらくなります。
そして実は、力が抜けるのは小手先だけではありません。
自然と上体の力も抜けていきます。
その上、ひじを動かして文字を書くことになるので
字に勢いが出て、達筆になるのです。
さて、長々と字について語ってしまいましたが、
実はこれ、プロゴルファーのスイングとも
大きな共通点があるのです。
ゴルフの名手も「ひじでクラブを扱う」
ズバリ、ゴルフの達人たちも、
このひじでクラブを扱っているんです。
私なども常に、ひじまでが身体であり、
ひじから先が手だと思ってスイングしています。
ですので身体の動きによっては、
ひじからクラブまでを一体として動かすのが
理想だと思っています。
では、あなたがゴルフにおいて
「達筆ゴルファー」になる方法とは。。。?
用意するものは
・タオル
・スキー用のグローブ
それだけです。
タオルは普通のものでかまいません。
スキー用のグローブがなければ、
軍手などを2枚重ねにするのでもOKです。
どのように使うかというと、
・タオルはグリップにぐるっと巻いて
グリップを太くしてスイングする
・スキー用のグローブを付けてスイングをする
このどちらかを行います。
タオルを巻けばグリップが太くなりますし、
スキー用のグローブは厚いので、
クラブが強く握れなくなります。
ひじでクラブを扱うと言っても、
簡単にイメージできないかもしれませんが。。。
こうすることで、小手先でコントロールしにくい
状態を作ることができ、自然とひじからクラブまでを
一体として動かせるようになるのです。
器用な手を使えなくさせる
あなたもご存知の通り、人間の手、
それも小手先というのは、体の中で一番器用です。
ですのでどうしてもゴルファーというのは
手でクラブを動かそうとしてしまいます。
ですがこうしたタオルやグローブを使い、
器用な手を使えなくさせることで
ひじからの一体感を体験していただく、というわけです。
この「達筆ゴルファー」になる練習ドリルは、
様々なゴルファーの方に有効です。
・クラブを強く握りすぎる人
・スイング中に上体に力が入り過ぎる人
こういった力が入りすぎるタイプの方が
力を抜く感覚を覚えるのに最適です。
また、
・オーバースイング気味の人
オーバースイングの方は
グリップが太ければ緩みませんので、
クラブの重さを感じやすくなるでしょう。
そして、
・スライサーの人
あなたもご存知の通り
スイング中にフェースが開くのが、スライスの原因です。
ならば太いグリップを使うことで、フェースの向きを
スクエアに保つ感覚を身につけることができます。
さらには
・振りすぎの人
・リズムの悪い人
このような方も、手でクラブを振らなくなりますから
リズムもタイミングも自然と良くなっていくでしょう。
ひじまでが身体、ひじから先が手。
そして、その先にあるクラブまでを一体と感じて、
余計な力を入れないこと。
このドリルを行うことで、
上手にひじでクラブを扱っていきましょう。
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江連忠でした。
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