From:江連忠
神戸の自宅より、、、
こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
今回は、
「どうして…? 練習では良いのに本番大叩き」
というテーマで、お話ししたいと思います。
「練習場では調子がよかったのに、本番はダメだった。。。」
こういう経験はおそらく
誰にでもあるのではないでしょうか。
その原因はいろいろ考えられますが、
まずよく言われるのは。。。
練習場のマットの影響
今回は、こんな質問をいただきました。
「先日、大きなコンペがあり、
密かに優勝を狙って一ヶ月ほど前から
猛練習を続けてきました。
ところが、練習場では自分でも信じられないぐらい
調子がいいのに、いざコンペになったら
まさかのブービー・メーカー。。。
なぜ、本番では練習場のように打てないのでしょうか?
あるいは、本番に強くなる練習方法があれば
ぜひ教えて下さい。」
どうもありがとうございます。
質問にあるような経験を
あなたもしたことがあると思いますが、
その原因の一番は「練習場のマット」だと考えられます。
もちろんそれ以外の理由も考えられるでしょうが、
なぜそのようなことを言えるかというと
「マットの上なら、多少ダフっても
ソールが滑るために大きなミスにならない」
やはりこれが一番大きいと思います。
マットではない本番では、少しのダフリが
飛距離や方向性に影響を与えてしまいます。
しかも練習場でたくさん練習をしていたために
そうした本番と練習場のギャップをより感じてしまい
「こんなはずじゃ無い。。。」
とパニックを起こして、それで余計に
スコアを崩してしまったのでないでしょうか?
それ以外の影響
なんとも皮肉ですが、練習でつけた自信が
裏目に出てしまったという状況です。
ですが、練習場との違いはそれだけではありません。
「コースには平らな場所がほとんどない」
これも大きいです。
コースには平らな場所がほとんどないので、
スクエアなラインも練習場ほどには出せません。
また、練習場と異なりOBや林、バンカーといった景色は
確実にゴルファーへのプレッシャーとなります。
さらにコースでは、地形による風の複雑な影響も受けます。
とにかく、ここまでの話を統合すると、
「一定の条件の中で打てないのが、コース」
というわけです。
(極めて当たり前の結論なのですが)
もちろん、練習は大切です。
ですが、練習場でただやみくもにボールを打てば
うまくなるわけでもないのです。
本番で結果を出そうと思ったら、
練習場でやみくもに球を打つのではなく、
「本番を想定した練習」
これをする必要があります。
やり方はいろいろあります。
たとえば練習場であれば
・OBやバンカーを意識して、それを避ける練習をする
・マットに対してスクエアに構えるのではなく、
自分でラインを作って、そのラインに対して
スクエアに構えてみる
といったことや、あるいはすでに
コンペの会場が決まっているのであれば
・コンペ会場のホールごとの攻め方を考えながら
練習をしてみる
といったこともできるでしょう。
厳しい言い方ですが、練習場の環境で
ただ真っ直ぐボールを打っても。。。
コースでは通用しません。
ですが特に素晴らしいと思ったのは、
コンペのために一ヶ月も前から
練習に取り組んでいる点です。
その心がけは、とても素晴らしいと思います。
あとは、今日お話ししたような内容で
いかに本番を想定した練習をするかにかかっています。
練習場でもできることはたくさんあるので、
ぜひいろいろ、工夫してみてください。
真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。
ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
江連忠でした。
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