From:江連忠
宮古島の自宅より、、、
こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
さて、今回は、
「2021年はバックスウィングを覚える」
というテーマで、お話ししたいと思います。
ゴルフでここが上手くなりたい、悪い癖を直したい、
というように、悩みは人それぞれだと思います。
ですが私としては、プロ・アマチュア問わず
テークバックに悩んで欲しくないという思いがあります。
それは、なぜか?
テークバックに悩んでほしくない理由
ここで言うテークバックとは
バックスウィングそのものではなく、
バックスウィングを始動する時に
「どこを動かそうか?」
「どこに上げようか?」
といったことを考えない、ということです。
そもそも、もしあなたが今
「どこにどうやって上げようか」
と悩むことがあるのなら、
それはテークバックを手で上げている証拠なのです。
ですのでまず、あなたに目指してほしいのは
・まず、手で上げるテークバックを避けて
・あくまでも体幹部を使って
・リズム良く自然といい所に上がってしまう
そんなテークバックなのです。
効果が高い、意外なアレを使った練習
もしあなたが、
・テークバックの上げ方に悩んでいる
・リズムよく始動できない
・本番に弱い
そんな悩みをお持ちであるなら
特に効果的なのが
バーベルを使ったバックスウィングの練習
です。
「え、江連さん。バーベルですか?」
「なんでバーベルが
バックスウィングの練習になるんですか?」
「そもそも、重いバーベルなんて、
自分には持てませんよ。。。」
実は僕のアカデミーなどでは、
軽めのバーベルを使って
バックスウィングの練習をしています。
重いバーベルで練習する必要はありませんし、
アマチュアの方にもオススメの練習です。
以下、順を追ってご紹介していきますね。
なぜ、バーベル運動なのか?
まず、重い物というのは
小手先の力では持ち上げることはできません。
手や腕の力に頼ると、力の強い人であっても
すぐに疲れてしまいます。
それでも重たい物をリズムよく
続けて何度も上げようと思えば。。。
自然に脚や背中の大きな筋肉を使って
上げるようになります。
そしてその時は、どこで上げようかなどとは
考えていないはずです。
この体全体を使って上げる感覚は、
実はバックスウィングと同じなんです。
ということで、テークバックで悩まなくなる
バーベルを使った練習を、
早速ご紹介していきます。
1.十分な準備運動
まずは十分な準備運動が必要です。
肩のストレッチはもとより、伸脚などで
膝裏も忘れずに筋肉をほぐしておきましょう。
2.軽い(10キロ)ぐらいから始める
まずは10キロ程度のバーベルから始めます。
アマチュアの皆さんが最初から重い物を持つと
どうしてもケガをしやすいので、
このくらいの重さから始めることをオススメします。
3.バーベルを腰の位置まで
軽く両足を開き、背筋を伸ばして
バーベルを腰の位置まで持ち上げます。
4.ジャンプをするように胸まで上げる
次に、脚・腹筋・背筋など、大きな筋肉を使って
軽くジャンプをするように
一気に胸まで上げていきます。
上げ方はオリンピックの重量挙げの選手が取るリズムを
思い描くと良いでしょう。
5.腰→胸を連続して持ち上げる
腰の位置から胸の位置までバーベルを持ち上げる動きを
連続して行ってみます。
6.足の入れ替えを加える
この時、リズム感や体全体で持ち上げる感覚を
身につけるために、足の入れ替えを加えてみましょう。
バーベルを腰まで持ち上げた時に、
片方の足を一歩前に出して構えます。
両ひざを少し曲げて、軽い前傾姿勢になるはずです。
「1、2の3!」で軽くジャンプしながら
一歩前に出している足を入れ替えます。
そのジャンプのタイミングで
バーベルを胸の位置に上げます。
そこから足は動かさずに、バーベルだけ下げて、
また軽くジャンプしながら一気に胸まで持ち上げる。
この動きを繰り返します。
たった10キロのバーベルでも
手先を使っているとすぐに疲れてしまいます。
ですのであくまで体全体を使って
あげるようにしてくださいね。
この練習をしておくだけで、クラブを持った時にも
同じ感覚で始動できるようになります。
どこで上げようとか、
どこに上げようといったことを考えなくても
バックスウィングが自然と上がるようになるわけです。
ぜひ、お試し下さい。
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真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。
ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
江連忠でした。
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文章だけではどのように動けば良いか分かりづらいので、是非とも画像で教えて下さい。
トライバーのフニュシュ参考に成りました
このブログラムや大森先生の新脱力と同じくらい魅力的です。しかし今は小原先生のビジネスゾーンをやってますし、積雪で練習場すらまともに行けないので、春になったらまたご案内頂ければありがたいです。