【ビデオ】95%が間違えている左手グリップ

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2022.07.17
ohmori

From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。
 

さて、今回は
 

 「95%が間違えている左手グリップ」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

単刀直入に言って、ゴルファーの95%は
左手のグリップを間違えています。

あなたは、大丈夫ですか?

(続きはビデオにて)

95%が間違えている左手グリップ


パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

https://g-live.info/click/omrpdf220717/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

ゴルファー全体の95%はウィークグリップ

左手のグリップの向きには、スイング全体に大きく影響する
重大なことが関係しています。

しかし、ゴルファー全体の95%は
ウィークな状態だとする統計もあります。

まさに、多くのゴルファーは左手のグリップの問題を抱えたまま、
スイング中に無駄な修正動作をおこなっているのです。

そこで、左手グリップの正しい向きの確認と、
それが守られなかった場合のスイングへの影響を見ていきましょう。

遠心力で引っ張られることに素直に対応

ボールヒット近辺で左腕は、
クラブと腕が振られる遠心力で引っ張られます。

その遠心力がかかったときに、
できるだけ力を入れてコントロールしなくても良いための
左手のグリップはどんな向きでしょうか。

それを知るために、
左腕でストレートパンチを出してみましょう。

そして、パンチを出した形を保って
左腕を下に降ろしてきてみます。

そうすると、左手の薬指の付け根である3つ目のナックルが、
自分からハッキリ見えていませんか。

これが正しい左手グリップの向きです。

左手のグリップの重要性

そもそも、左腕はゴルフでは命綱とも言われ、
セットアップとボールヒットで、捻ったり余計な力を入れないことが
良いスイングの要です。

また、ボールヒットという、ヘッドが高速に動いているときには
コントロールすることは少ないほどヘッドスピードをアップできます。

ヒトは自分がコントロールできる速度までしか出そうとしません。

一生懸命にヘッドスピードをアップさせようとしても、
インパクトではヘッドがターゲットを向く
コントロールができる範囲までしか振れません。

ヘッドが付いていない棒などを振るなら、
悪いグリップでもヘッドの向きのコントロールの必要がない分、
目一杯振ることができます。

シャフトをヘッド方向へしならせやすくする

また、シャフトのしなりは利用できるほど、
ボールを楽に遠くまで飛ばすことができます。

そして、シャフトはヘッドの方向へしなるほど、
しなり戻りのエネルギーを素直にヘッドの走りに利用できます。

ヘッド方向へ力を入れやすい左手はどんな方向でしょうか。

先程の3つ目のナックル、
さらには4つ目のナックルである小指の付け根が見えるぐらい
親指はグリップの真ん中から右にズレたポジションになりませんか。

まさに、左手のグリップはストロング寄りにはマージンがあり、
ウィークよりはストロングぐらいになっていたほうが
シャフトを素直にしならせやすいです。

手の力でグリップを握らない

また、左手がウィークな方向だと、
指に力を入れてグリップを強く握りやすくなります。

しかし、グリップを強く握るほど手首や前腕とか左肩まで
余計な力が入って、トップは浅くなりボールを飛ばせません。

ボールを飛ばしたいときほど、下半身は目一杯で腕はリラックスです。

自分から見て3つ目のナックルが見える正しい向きなら、
指に力を入れて握りにくくなります。

では、どうやってクラブを支えるのか。

その答えは、クラブを吊れば良いです。

左手小指側の肉球にグリップを当てて、
クラブをぶらさげてみましょう。

そうすると、肉球には白くなるほど圧力がかかります。

遠心力でクラブが引っ張られると、
この肉球への圧力は自動的に大きくなって
クラブをしっかり支えてくれます。

これなら、手首はもちろん
前腕から肩や肩甲骨周りまでリラックスさせて
ヘッドスピードをアップできます。

しかし、3つ目のナックルが自分から見えないウィークなグリップでは、
この肉球でクラブを吊る圧力を受け止めることは難しくなります。

結果として、指の力で握る力ずくのグリップとなり、
肩にまで力が入ることでトップは浅くなって飛ばなくなります。

こんなにも左手のグリップの向きは
スイング全体に大きな影響を与えています。

セットアップが完了してバックスイングを開始するときに、
左手の3つ目のナックルが自分から見えているかどうか
常にチェックしましょう。

理想のトップを楽につくれる

そして、ヘッドなどのシャフトからの重心のオフセットがない
単なる棒を使ってスイングしてトップで止まってみます。

この単なる棒を振ったときにはヘッドの向きなど関係なく、
上半身が動きやすいように動いたトップになります。

そして、棒の勢いに任せて振るほどトップでは
左肩甲骨が胸の方向へ大きくスライドして、
まさに上半身の可動域を素直にしっかり使い切れます。

そのときの腕をそのまま下ろしてきてみます。

そうすると左手のグリップはどんな向きになっていますか。

まさに、3つ目のナックルが、自分からハッキリ見えていませんか。

そして、トップでヘッドが軌道方向を向いていることも、
ボールを狙った方向へ遠くまで飛ばすために重要です。

トップでヘッドをあらかじめ軌道方向に向ければ、
シャフトはヘッド方向へしなりやすくてインパクトでも
しなり戻りのエネルギーを存分にヘッドに伝えられます。

まさに、セットアップで左手のグリップを
この3つ目のナックルが自分から見えている向きにセットすれば、
楽にシャフトを理想的にしならせることができます。

グリップは左手親指を置くことからはしめる

ここで、グリップを正しくつくるときに、
非常に重要な順番があります。

グリップをつくるときに、ほとんどのゴルファーは
指から先にグリップに当てて握っています。

しかし、これではグリップは指の力で握られる傾向になります。

それでは強すぎるグリップのままスイングすることで、
腕や肩にまで余計な力がかかった体のしなりを使えないスイングです。

私は、グリップを握る力はどれぐらいかと聞かれると
「10段階で言うなら1でしょうか。」と答えたりします。

しかし、実際には自ら出そうとする力では全く握らないで、
先程のクラブの重さを支えるだけの受ける力なので
数字で言うならゼロです。

このまさに受ける力であるギリギリの力で
グリップを支えることができるためには、
まずはグリップの上に左手親指を乗せることが最初です。

左手親指の正しいポジション

そして、グリップの上に真っ先に置く左手親指の正しいポジションは、
次のようにしてセットしましょう。

まずは、真っ直ぐに立って、
右手片手でクラブをグリップとシャフトの境目あたりで持ち、
クラブを楽に支える感じで右肘をお腹の上にポンと置きます。

そうすると右肘の内側であるエクボは上を向き、
右腕は力でクラブを振る形ではなくしなりやすい形となります。

また、グリップでは左右の手の前後差があるので、
シャフトを体の正面に真っ直ぐ出そうとすると
左手首を甲側へ折る余計な力が入って腕や肩も力で硬くなります。

そこで、あらかじめシャフトを体の正面に対して
右斜め45度ぐらいにセットすると、
左手首に余計な力を入れなくてすみます。

そして、シャフトを水平にしておいて、
ヘッドの一番下の溝が自分から見て垂直に見えるようにします。

そうすることで、体がターンしたときに
ヘッドが描く軌道の方向にヘッドが向き、
ヘッドと両肩の向きを揃えることができます。

ここまで準備すると、目の前に見えるグリップは
まさに丁寧に左手をセットできるポジションにあることが分かります。

そこで、このグリップに対して、
左手の親指の内側のラインをグリップの真ん中のライン(稜線)に
きっちり合わせてグリップの上に置きます。

​そこから、その親指の付け根の横側に人差し指の付け根の横側が密着するまで、
左腕前腕を右に捻るようにして左手の甲を親指の方向に寄せてきます。

また、左手のVの字と言われる、
左手の親指と人差し指でできるVの形の隙間は開けないことは
グリップを余計な力で握らないためにも重要です。

左手のVの字が開いていると、指の力を出して握りやすくなります。

そして、この隙間を閉じるのは親指と人差し指で締める力ではなく、
左前腕を右に捻る動きでくっつけるようにします。

そして、最後に左手の指をもぞもぞさせて隙間をできるだけ埋める感じで、
収まりの良いポジションを探しましょう。

これなら、大きな石の間に砂を入れると固定できるように、
指で隙間を埋める感じでグリップを力ではなく
指のポジションで固定できます。

そこから、左腕が遠心力で引っ張られたイメージで伸ばして、
左右の手を密着させます。

そして、シャフトが左股関節前のおへその高さを向くように、
ヘッドを少しおろせば上半身は完成です。

左手のグリップの向きを含む正しいポジションの理由と、
スイングに対する影響をわかっていただけたでしょうか。

真っ直ぐに立ってグリップをつくる価値

普段なにげなく下を向いてグリップをつくっていると、
手元は体の真ん中にセットしてグリップをつくることになります。

そうすると左手の親指はグリップの真ん中に置くことになり、
まさにウィークなポジションを誘発します。

たかがグリップと思わず左手のグリップこそが
スイング全体に最も大きな影響を与える要であることをしっかり認識して、
丁寧なセットアップを心がけましょう。

そうするだけで、スイングはどんどん理想的な動きに変貌してきます。
 

では、また。
 

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大森 睦弘
大学卒業後、世界でも有数な大手電機メーカーに勤務。社内の中央研究所や外部機関の客員研究員(東京大学)など、研究開発に従事。その類まれな分析力と強靭なメンタルは、ビジネスでの成功だけにとどまらず、スポーツでも発揮。国民体育大会アルペンスキーで優勝など、その競技力と長年の指導実績から、神奈川県アルペンスキーコーチとしても活躍。 その後、会社を早期退職し、ゴルフのインストラクターを養成するコースを卒業。卒業と同時に、コーチとして、プロ、ジュニアや一般の方々へのコーチング、ツアーキャディーなど、幅広い層に対するコーチングを行った。特にメンタルテストで「トップアスリートとして通用するレベル」と診断され、その強いメンタルを作りあげた経験を元に、メンタル面のサポートも行う。 現在、フリーのコーチとして独立。一般の方の本当の気持ちになって、どんなことでもとことん説明するなど、今まで納得できなかったと言われたことにも、やさしく解説することを信条としている。さらに、分析能力の高さを生かしてコーチングの仕事に従事するかたわら「ゴルフでのからだの使い方」をやさしく紐解くことで、ゴルフを普及させる活動を行なっている。
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カテゴリー: グリップ, スイング, スイング理論, ビデオ, 新着ビデオ | 投稿日: | 投稿者:
大森 睦弘

大森 睦弘 について

大学卒業後、世界でも有数な大手電機メーカーに勤務。社内の中央研究所や外部機関の客員研究員(東京大学)など、研究開発に従事。その類まれな分析力と強靭なメンタルは、ビジネスでの成功だけにとどまらず、スポーツでも発揮。国民体育大会アルペンスキーで優勝など、その競技力と長年の指導実績から、神奈川県アルペンスキーコーチとしても活躍。 その後、会社を早期退職し、ゴルフのインストラクターを養成するコースを卒業。卒業と同時に、コーチとして、プロ、ジュニアや一般の方々へのコーチング、ツアーキャディーなど、幅広い層に対するコーチングを行った。特にメンタルテストで「トップアスリートとして通用するレベル」と診断され、その強いメンタルを作りあげた経験を元に、メンタル面のサポートも行う。 現在、フリーのコーチとして独立。一般の方の本当の気持ちになって、どんなことでもとことん説明するなど、今まで納得できなかったと言われたことにも、やさしく解説することを信条としている。さらに、分析能力の高さを生かしてコーチングの仕事に従事するかたわら「ゴルフでのからだの使い方」をやさしく紐解くことで、ゴルフを普及させる活動を行なっている。

 

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