【ビデオ】ゴルフ上達を「遠回り」する方法

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2023.02.05
ohmori

From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。
 

さて、今回は
 

 「ゴルフ上達を『遠回り』する方法」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

私がゴルフをはじめてから
ずいぶん遠回りしたことがあります。

トップの形はどうで、バックスイングはどんな感じで、
インパクトはどんな風に振るのか。

色々、遠回りしてきました。

では一体、どんなことが
私の上達を一番遠回りさせたのでしょうか?

(続きはビデオにて)

ゴルフ上達を「遠回り」する方法


パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

https://g-live.info/click/omrpdf230205/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

遠回りした一番の勘違い

それは、ヘッドを手で振ることです。

本来はヘッドは自ら出そうとする力で振るのではなく、
体とクラブのしなりのエネルギーをためておいて
インパクトに向かってそれを爆発的に解放することでボールを打ち抜きます。

ボールを目の前にすると、
どうしてもヘッドを自ら出そうとする力で振って
ボールに当てようとします。

そして、その当て方はもちろん、
そこに至るまでの動きであるバックスイングから
トップやダウンスイングのことでの悩みは尽きなくなります。

ヘッドを自ら出そうとする力で振ることを追求しても、
究極のスイングにはなりません。

単に、無駄な動きをたくさん積みあげるだけの
袋小路にはまってしまいます。

手で少しでも振ろうとしてしまうと、
下半身の動きでしならされた上半身が脊髄反射で勝手にしなり戻る
爆発的パワー発揮の現象は発生しません。

能力限界までのパワーを発揮するためには、
筋肉が伸ばされながら収縮しようとする
「伸張性収縮」を使うことがキーです。

そして、伸ばされた筋肉は脊髄反射で勝手に収縮しようとする、
「伸張反射」の爆発的に筋肉を収縮させる現象を使います。

そのためにキーとなるのが上半身では自らは力を出そうとしないで、
筋肉が伸ばされて勝手に「伸張反射」で筋力を発揮させることです。

手でクラブを振るのは筋肉を短くしながら収縮させる
「短縮性収縮」となります。

「短縮性収縮」では能力の半分以下、
動く速度が速くなるほどその差は大きくなり
10倍とも100倍とも言えるまでの違いになります。

それなのに、意識ではヘッドを振らなければと感じて、
能力の限界まで力を発揮できない筋肉の使い方をやってしまいます。

そのような悪循環とも言える状況から脱出できるためには、
フルショットでは非常に難しいです。

まずは、できるだけ小さな振り幅のショットで
この手で振らない感覚を体験しましょう。

トップからインパクトまで下半身で上半身やヘッドを引っ張っていって、
絶対に上半身を緩めないでインパクトで
下半身のターンで振り抜くようにしてインパクトさせます。

まさに、本当に小さな振り幅で下半身の動きだけを使って、
ヘッドをちょこんとボールに当ててみる感じから
はじめてみると良いです。

そして、サンド・ウェッジで15y程度キャリー(SW15yC)以下ぐらいでの動きは
遅いために、「伸張反射」はほとんど発生しないことを利用して
フィニッシュの形を確認します。

SW15yC以下程度のトップで手元が腰の高さで
ヘッドがそれより少し上にあがるぐらいのショットまでなら、
フィニッシュで右肘は曲がったままです。

さらに、右手の平はターゲットに対して左ではなく、
左45度程度になっているようにしましょう。

これらの形は、インパクトに向かってしなった状態を
リリースしていない形になります。

そこで、フィニッシュして、上半身の形を変えないまま
下半身だけセットアップのポジションまで戻してみます。

SW15yCでは手でクラブを振らないでいたなら、
ヘッドはバックスイングでの腰の高さぐらいになっています。

こんな地道なショットで何が得られるのかと不安になると思います。

しかし、これが上半身の本来の正しい動きを経験させてくれます。

こんな体験談

また、私がサポートしていたツアー選手の
高校生時代のおもしろい逸話があります。

それは、毎日夕方から練習をはじめて夜中の2時までやった話です。

そんなに遅くまでやっていたら睡眠時間が少なくなって、
筋肉もつかないばかりか体にも悪かったんじゃないのと言ったら、
とんでもない答えが返ってきたのです。

それは、
 

 「だって夜中の12時頃までは調子が悪いのに、
  もう疲れ切ってからはどんどん調子があがってくるので
  しかたなかったんです。」

 

という返答です。

まさに、手で振りに行かないことを、
疲れということを利用して実現していたのです。

本当に、びっくりですが、
自ら出そうとする力でクラブを振らないことの大切さを
知らされた瞬間でした。

15yC以上では

そして、サンド・ウェッジで50yぐらい飛ばす程度まで
スイング速度が速くなると、
通常のドライバーショットと同じ現象が発生してきます。

正しく下半身の動きで上半身を緩ませないままインパクトしようとすれば、
まさに勝手に発生する「伸張短縮サイクル」のパワーを感じてきます。

そこで、インパクト近辺で鋭く腰をターンさせることで、
上半身のしなり戻ろうとする力に下半身の力が勝ったまま
ボールを打ち抜こうとしましよう。

そうすれば、腰のターンパワーのピークである腰が左に45度程度ターンしたところを
少し過ぎて下半身の力が低下した瞬間に、上半身は下半身の力に打ち勝ちます。

その結果、それまでのしなりのエネルギーは一気に解放されて、
意識にあがらない「伸張短縮サイクル」でクラブは爆発的に振られます。

まさに弓を引いてしなりのエネルギーを溜めて、
ポンと指を解放させたら弓矢がビュンと狙ったターゲットに向かって
飛び出すことと同じです。

ドライバーのフルショットでもまったく同じ感覚でスイングすればよいです。

そうすれば、筋肉の伸ばされる速度が速くなった分、
まさに「伸張短縮サイクル」は爆発的に発生して
ヘッドを勝手に鋭く振ってくれます。

「伸張短縮サイクル」のパワーの理由

そこで、「伸張短縮サイクル」とはどんな現象なのか、
そのメカニズムと「伸張短縮サイクル」で
大きなパワーを発揮させる方法を見てみましょう。

伸ばされた筋肉が強く収縮しようとすることで、
筋肉より硬いために普段は伸ばされにくい筋肉と骨をつなぐところにある
腱までも伸ばされるとさらに大きなパワーを発生します。

これが「伸張短縮サイクル」です。

インパクトで「伸張短縮サイクル」を発揮させることが、
ドライバーショットなどの大きく振るショットでの
想像を絶するパワーの源となります。

そのためには、トップに向かう切り返しからインパクトに向かって
下半身の動きで上半身を極限までしならせて、
そのしなりをインパクトまで絶対に緩めないイメージです。

ドライバーショットでも、小さな振り幅でやったトップから上半身をゆるめないで
下半身のパワーで腰から上の体幹を鋭くターンさせる練習が効果を発揮します。

SW15yC以下のショット練習であっても、
インパクトで腰を鋭くターンさせることをかなり強く意識します。

しなってそれ以上伸びなくなった上半身を下半身の動きでターンさせて、
そのままインパクトさせるようにしましょう。

そうすれば、まさにボールを遠くまで飛ばしたいドライバーショットで、
自然に「伸張短縮サイクル」を利用した
爆発的パワーを最大限に利用できます。

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では、また。
 

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大森 睦弘
大学卒業後、世界でも有数な大手電機メーカーに勤務。社内の中央研究所や外部機関の客員研究員(東京大学)など、研究開発に従事。その類まれな分析力と強靭なメンタルは、ビジネスでの成功だけにとどまらず、スポーツでも発揮。国民体育大会アルペンスキーで優勝など、その競技力と長年の指導実績から、神奈川県アルペンスキーコーチとしても活躍。 その後、会社を早期退職し、ゴルフのインストラクターを養成するコースを卒業。卒業と同時に、コーチとして、プロ、ジュニアや一般の方々へのコーチング、ツアーキャディーなど、幅広い層に対するコーチングを行った。特にメンタルテストで「トップアスリートとして通用するレベル」と診断され、その強いメンタルを作りあげた経験を元に、メンタル面のサポートも行う。 現在、フリーのコーチとして独立。一般の方の本当の気持ちになって、どんなことでもとことん説明するなど、今まで納得できなかったと言われたことにも、やさしく解説することを信条としている。さらに、分析能力の高さを生かしてコーチングの仕事に従事するかたわら「ゴルフでのからだの使い方」をやさしく紐解くことで、ゴルフを普及させる活動を行なっている。
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カテゴリー: ショット基礎アプローチ, スイング, スコアアップ, ビデオ, 上達テクニック, 伸張短縮サイクル, 手打ち, 新着ビデオ | 投稿日: | 投稿者:
大森 睦弘

大森 睦弘 について

大学卒業後、世界でも有数な大手電機メーカーに勤務。社内の中央研究所や外部機関の客員研究員(東京大学)など、研究開発に従事。その類まれな分析力と強靭なメンタルは、ビジネスでの成功だけにとどまらず、スポーツでも発揮。国民体育大会アルペンスキーで優勝など、その競技力と長年の指導実績から、神奈川県アルペンスキーコーチとしても活躍。 その後、会社を早期退職し、ゴルフのインストラクターを養成するコースを卒業。卒業と同時に、コーチとして、プロ、ジュニアや一般の方々へのコーチング、ツアーキャディーなど、幅広い層に対するコーチングを行った。特にメンタルテストで「トップアスリートとして通用するレベル」と診断され、その強いメンタルを作りあげた経験を元に、メンタル面のサポートも行う。 現在、フリーのコーチとして独立。一般の方の本当の気持ちになって、どんなことでもとことん説明するなど、今まで納得できなかったと言われたことにも、やさしく解説することを信条としている。さらに、分析能力の高さを生かしてコーチングの仕事に従事するかたわら「ゴルフでのからだの使い方」をやさしく紐解くことで、ゴルフを普及させる活動を行なっている。

 

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