From:江連忠
宮古島の自宅より、、、
こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
さて、今回は、
「オーガスタを戦ったプロが『特別』な理由」
というテーマで、お話ししたいと思います。
私はよく、片山晋呉プロとも話すんですが。。。
初出場の比嘉一貴プロ
今回初出場だった比嘉一貴選手は
いろいろな準備をして臨んだわけですが、
まずは最初のマスターズ、お疲れ様と言いたいです。
私が選手と一緒に回った実感としては
あのオーガスタというコースは
流れのコース
だと思っています。
もともとコース自体が難しいわけですが、
流れが悪くなると、その難しさが
余計に倍増してしまうんですね。
ですが比嘉プロはそんな中にあっても、
随所にいいショットもありましたし、
いいアプローチもありました。
若いので、パターの打ち方も良いです。
次のチャンスには、もっともっと
攻めてほしいと思いましたし、
今後がますます楽しみな選手だと感じました。
冒頭の話に戻って。。。
私も片山晋呉プロとよく話すんですが、
オーガスタに行った人は、特別
なんというか、選手はオーガスタに一度行くと
そこから新たなゴルフが始まる。。。
そんな感じが、するんですね。
なので、今回のマスターズを経て
比嘉一貴プロの新たなゴルフ人生が
リスタートするのではと思っています。
ご存知の通り、比嘉プロは身長158センチ。
おそらくは世界で活躍する、一番背の小さいプロです。
そういう意味では、非常にスター性はありますし
人間的にも真面目で素直で努力家だと聞いています。
先ほどの「流れ」という話からすると
マスターズの前にも調子が上がらなかったんですが
それでも世界ランク100位以内の選手なわけです。
どこかで「流れ」さえつかめれば、
世界で戦える選手だと思います。
今後も、頑張ってほしいと思います。
松山英樹プロも勝つチャンスはあったが…
一方、一昨年優勝の松山英樹プロは
おそらく首などの状態がそこまで良くない中。。。
比較的おとなしいスウィングをしているように見えました。
今回も勝負どころのパットが入っていたら、
十分に勝てるチャンスはありました。
今のゴルフの感じを続けていけば
本当にまだまだチャンスはあると思います。
もちろん、マスターズは特別な大会ですし
メジャーで勝てれば最高なわけですが、
試合はマスターズや他のメジャーだけではありません。
自分のやりたいだけ練習ができる身体に戻れば、
他の一流選手たちがそうだったように
必ず勝てると確信しています。
先ほどの大人しいスウィングの話に戻しますと、
松山プロも本当はもっと暴れたかったのでしょうが
痛みのある身体がそれを許さなかったのでしょう。
ですが痛みがあって100%じゃなかった分、
スウィングのバランスがよくなっているように、
私の目には映っていました。
ゴルフ自体も、本当に手堅かったです。
本当はもっと暴れたいんでしょうが、
このスウィングで全米などの難しいコースに行ったら
逆にいい結果が出てしまうのでは、と思ったぐらいです。
今回はおとなしい感じのスウィングは
毎回タイミングが合いそうな感じがしました。
だからこそ、ゆっくり休んで
身体を整えてほしいですね。
松山プロは真面目で「練習しなきゃ」に
なってしまうのかもしれませんが、
休みがとるのが上手いというのも、
プロとして長く活躍できる秘訣でもあります。
もちろん、練習しないプロは一人もいないわけですが
自分なりのリフレッシュのしかたを
上手く見つけてほしいなと、改めて感じました。
これからの日本選手の活躍が楽しみに感じた、
今年のマスターズでもありました。
真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。
ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
江連忠でした。
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