【ビデオ】フォワードプレスはご利益満載

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2023.08.06
ohmori

From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。
 

さて、今回は
 

 「フォワードプレスはご利益満載」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

フォワードプレスとはバックスイング開始直前に
体のどこかをバックスイングとは反対方向へ動かすことです。

では、このフォワードプレスで
どんなメリットを得られるのでしょうか。

ズバリ、それを知ったら絶対やりたくなります。
そのメリットとは。。。?

(続きはビデオにて)

フォワードプレスはご利益満載


パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

https://g-live.info/click/omrpdf230806/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

フォワードプレスの方法

まずは、フォワードプレスの方法を見てみましょう。

ヘッドをターゲット方向に向けてクラブの形が決まったら、
バックスイングを開始するまでできるだけヘッドとシャフトを動かさないで
足踏みして振りやすい足場を探します。

そして、足場が決まったら、すかさずグリップを体で振り出し方向である
左に向かって押し込んだ反動でバックスイングです。

ここで、グリップを手で押す感じではなく、
体重を使って押し込むようにします。

まさに、左脚に体重を乗せるようにしてグリップを押していきます。

フォワードプレスでのメリット

このように正しくフォワードプレスすることのメリットは、
ズバリ言ってよいリズムを簡単に手に入れることができることです。

実はリズム良いスイングは、ヘッドから一番遠い脚から動くことにつきます。

そして、フォワードプレスを体重を使って行おうとすることで、
脚からの始動になってリズムがよくなります。

ヘッドと足元はサンド・ウェッジでも3mぐらいの経路になりますから、
ヘッドの端である脚から動けば誰がやっても体はしなってくれます。

その体のしなりが良いリズムを導きます。

良いショットはしなりを使った動きから生まれますから、
基本的にはフォワードプレスはやった方が絶対お得です。

ただし、練習で意識するようにして、ラウンドでは意識せずに
自然にまかせることがフォワードプレス成功の要です。

フォワードプレスのバリエーション

フォワードプレスでの実際の動きとして
単に左脚に乗るようにしてグリップを押し込むこともありですが、
さらに腰を左にターンさせてみてもよいです。

まさに、インパクトをイメージして
その形に近い状態をつくるようにフォワードプレスすると、
インパクトも理想に近くなってきます。

また、左脚に乗ることで、その乗った反動を使って
右脚で地面を踏みやすくなります。

そうすると、バックスイングで右脚をしっかり伸ばして
腰をガッチリ右にターンさせやすくなります。

正しくフォワードプレスして、
しなりを使ったリズムよいスイングで楽にスイングしましょう。

しなりには動かす順番が重要

そして、体をしならせるためには動く順番は非常に重要で、
脚が手より先に動くようにします。

もし動き始めで手元から動いたら体はしなりませんが、
逆に足元から動き始めるだけで体全体がしなって
最後にヘッドが動きます。

ヘッドが遅れて付いてくることが
体をしならせるための大切なイメージで、
硬さが同じなら長い物ほどより大きくしなることができます。

体をできるだけひとつの長い物のように使えば、
リズム良い動きができます。

まずはバックスイング開始で足元から動き始めて、
ヘッドが一番最後に動くようにしてみましょう。

それだけでもスイング全体が下半身先行で動けるようになります。

バックスイングから下半身先行で動けたなら、
ダウンスイングからボールヒットでも
下半身先行で動きやすくなります。

手より脚

そして、脚の動きの再現性は高いです。

脳の中でも広い領域に渡って
手のコントロールに関連する領域が広がっています。

ところが、手に比べて脚は筋肉量の多さに対して、
それほど脳の中のコントロール領域が広いわけではありません。

このような生理学的な理由もあり、
手に比べて脚はある意味不器用です。

しかし、不器用な人ほど同じ動きしかできないわけですから、
逆に動きの自由度が少ないことになります。

そして、この動けるバリエーションが少ないことは、
欠点ではなく利点になります。

例えば、サッカーボールを脚でいろいろ操作することは難しいというか、
いっそのこと手で運びたくなったりします。

しかし、ボールを遠くまで蹴ろうとしたら、
手よりも脚の方がより強力に蹴ることができます。

さらに、ある程度決まったことなら
脚でも手と同じように動きの精度も高くできるものです。

ただ脚はいろいろな動きをやりにくいというだけです。

そして、ゴルフのセットアップで骨盤を前傾させて
クラブを持った状態での下半身の動きを見てみると、
かなり決まりきった動きしかできません。

特に膝が曲がっていないほど動ける範囲は限定的となり、
逆にこれしかできないというぐらいの小さな自由度となります。

膝は曲がっていれば曲がっているほど
いろいろな動きができることになり、動きの選択肢は増えます。

確かに、バックスイングで手なら本当にいろいろなところに
クラブを運ぶことができますが、
脚の動きだけだと動ける範囲はかなり限定されてきます。

また、多くの練習を積みあげるなら、自由度が高い手先を使っても
再現性は高度に発達させることもできます。

しかし、一般の環境でツアー選手並に練習できるでしょうか。

そうなると、手先よりも脚を使って動くほうが簡単です。

バックスイング開始でのコツ

そこで、バックスイング開始でさらに脚をうまく使えるための
コツを見てみましょう。

バックスイングでは腰から上の体幹は硬い一枚の板にしておいて、
体幹の右下にフックが付いているイメージで
右脚と体幹以外の力を抜きます。

左脚の力はゼロで左脚の重さも使ってだらんと右股関節のフックにぶらさがり、
まさに体重を使ってバックスイングします。

そうすると、左足つま先では左脚の重さだけを支えている感じになります。

バランスの取りやすい母指球の少し後ろで地面を踏むことを意識して、
右脚は伸ばしたほうが体重を楽に支えられます。

そして、バックスイングの出来るだけ早い段階から脚の動きを使い切れば、
ヘッドはかなり勢いをましてくれます。

後はヘッドの勢いを利用してトップまでいくようにしましょう。

特にバックスイング開始を脚の動きではなく手から先に動くと、
スイングで良いことはひとつもありません。

手を使ってヘッドを先行して動かすと、
その反動で脚は使いにくくなくなります。

さらには右肘を体の右横へシフトさせる動きで
クラブ全体を振り出し後方へ動かす動きなどでは、
もっと大きな反動で脚の動きを邪魔します。

これらの手の脚への悪影響は手の動きによる反作用ばかりか、
意識が脚から離れて手に移ることで脚への意識が薄れることにもあります。

セットアップで止まらない

また、セットアップで止まる瞬間があると
その後のスイングのリズムは悪くなり、止まると色々余計なことを考えて
動きがギクシャクするようになります。

ヘッドをボールの後ろにセットしたら、
気持ち良く振れそうな足場を探しながら足踏みをしましょう。

そうすると、股関節も動かすことでスイングで脚を使いやすくなり、
下半身から動けて下半身で上半身をしならせることができて
良いリズムでスイングできます。

フォワードプレスは案外スイング全体によい影響を与えてくれますから、
普段の練習でしっかり意識してやってみましょう。
 

では、また。
 

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大森 睦弘
大学卒業後、世界でも有数な大手電機メーカーに勤務。社内の中央研究所や外部機関の客員研究員(東京大学)など、研究開発に従事。その類まれな分析力と強靭なメンタルは、ビジネスでの成功だけにとどまらず、スポーツでも発揮。国民体育大会アルペンスキーで優勝など、その競技力と長年の指導実績から、神奈川県アルペンスキーコーチとしても活躍。 その後、会社を早期退職し、ゴルフのインストラクターを養成するコースを卒業。卒業と同時に、コーチとして、プロ、ジュニアや一般の方々へのコーチング、ツアーキャディーなど、幅広い層に対するコーチングを行った。特にメンタルテストで「トップアスリートとして通用するレベル」と診断され、その強いメンタルを作りあげた経験を元に、メンタル面のサポートも行う。 現在、フリーのコーチとして独立。一般の方の本当の気持ちになって、どんなことでもとことん説明するなど、今まで納得できなかったと言われたことにも、やさしく解説することを信条としている。さらに、分析能力の高さを生かしてコーチングの仕事に従事するかたわら「ゴルフでのからだの使い方」をやさしく紐解くことで、ゴルフを普及させる活動を行なっている。
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カテゴリー: スイング, セットアップ, バックスイング, メルマガ, リズム, 新着メルマガ | 投稿日: | 投稿者:
大森 睦弘

大森 睦弘 について

大学卒業後、世界でも有数な大手電機メーカーに勤務。社内の中央研究所や外部機関の客員研究員(東京大学)など、研究開発に従事。その類まれな分析力と強靭なメンタルは、ビジネスでの成功だけにとどまらず、スポーツでも発揮。国民体育大会アルペンスキーで優勝など、その競技力と長年の指導実績から、神奈川県アルペンスキーコーチとしても活躍。 その後、会社を早期退職し、ゴルフのインストラクターを養成するコースを卒業。卒業と同時に、コーチとして、プロ、ジュニアや一般の方々へのコーチング、ツアーキャディーなど、幅広い層に対するコーチングを行った。特にメンタルテストで「トップアスリートとして通用するレベル」と診断され、その強いメンタルを作りあげた経験を元に、メンタル面のサポートも行う。 現在、フリーのコーチとして独立。一般の方の本当の気持ちになって、どんなことでもとことん説明するなど、今まで納得できなかったと言われたことにも、やさしく解説することを信条としている。さらに、分析能力の高さを生かしてコーチングの仕事に従事するかたわら「ゴルフでのからだの使い方」をやさしく紐解くことで、ゴルフを普及させる活動を行なっている。

 

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