
From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、
こんにちは、大森睦弘です。
さて、今回は
「ボール位置を変えるだけで飛距離UP」
というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
ボール位置とスイングには重要な関係があります。
ボール位置を正しくセットすることで
スイングは良くなってきます。
逆にボール位置が悪いと、それに合わせたスイングで
無駄な動きを強要され、悪化の一途をたどります。
ボールと体の関係を常に正しくチェックしたいものですが、
正しいボール位置は次の通りです。
(続きはビデオにて)
ボール位置を変えるだけで飛距離UP
パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコン(または
)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。
(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。
↓
https://g-live.info/click/omrpdf251109/
※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。
正しいボール位置
アイアンなど地面にボールを置く場合は、
左足の母指球の少し後ろから20cm右にボールをセットします。
その理由は次のようなことからです。
正しく体が動いてインパクトするときは
通常の可動域では腰が左に45度程度ターンしたところで、
そのときの重心は左足母指球の少し後ろから右に10cmぐらいになります。
ヘッドの最下点は重心位置にきやすいですから、
そのさらに右10cmである左足の母指球の少し後ろから
20cm右にボールをセットするようにします。
そうすることで、3度前後のダウンブローでの最適なインパクトで
ボールをクリーンに打ち抜くことができます。
ユーティリティやフェアウェイウッドでは
ダウンブローというより水平に近い軌道でインパクトしたいので、
それよりも少し左寄りに置くようにします。
ウッド系は素振りで最下点になったあたりに
ボールをセットするようにすればよいです。
ただし、素振りと実際のショットでは
スイングが変化したりしますから、微妙ですが。
そして、ドライバーショットでは
左足踵のラインにボールをセットします。
その理由はドライバーでは5度前後のアッパー軌道でインパクトすることで、
ロフト10度のヘッドだと打ち出し角度を飛距離にとって最適な
15度ぐらいの弾道にできるからです。
ドライバーのヘッドスピード40m/sでのシュミレーションによる
最適打ち出し角度は、25度という数字もあります。
しかし、実際に打ち出す体の使い方の効率なども考えると、
15度ぐらいで色々調整してみることが得策です。
ドライバーでの注意点
ここで、ドライバーショットでは
この左足踵のラインにボールをセットすることは、
最初は左に引っ掛けるトラブルの原因になったりします。
というのも、多くのゴルファーでは
脚をしっかり使い切ってインパクトしていないために、
手の動きでクラブをリリースする傾向にあるからです。
脚の動きが悪いとクラブのリリースするタイミングが早くなり、
左足踵のラインより手前でヘッドが閉じる動きが大きくなります。
まさに、脚が止まって手元も止まると
急激なアームローテーションが発生します。
そのために、ボール位置を本来よりも右側にセットして
うまく調整しています。
しかし、それでは脚をしっかり使う動きを
身につけることはできなくなります。
練習ではきっちり正しい左足踵のラインにボールをセットして、
脚を使い切ってスイングするようにして
右からのドローになるようにしましょう。
また、普段のショットでボールが外過ぎている場合は、
ヘッドが開いたままインパクトしてスライスやプッシュアウトすることを
ボール位置でごまかしている可能性は高いです。
これも先ほどと同じで、クラブのリリースでのヘッドの開閉を使って
ヘッドを閉じることを利用していることになります。
このようなごまかしの対応ではなく、
本来はヘッドが開いてインパクトに向かわないようにすることが大切です。
ボールと体の距離
そして、ボールと体の距離はヘッドを地面に置くソールした状態で、
シャフトがおへその高さぐらいを向くようにします。
これが遠心力がかかって楽に耐えやすいポジションから、
腕の力を抜いたところになります。
それによって、強い遠心力に耐えるというか
その真逆の方向である向心力をアップしやすく、
ボールを遠くまで飛ばせるばかりか打点も安定します。
ボール位置の最適化は止まっているセットアップでできることですから、
ボールと体のあるべき関係を正して楽にパワフルに
スイングできるようにしましょう。
正しい体の動きの確認
ここで、正しい体の動きを確認してみます。
ダウンスイング開始ではスタンス中央へ落下する体重と腹筋で、
グリップエンド方向に引っ張ります。
そして、グリップエンドを引っ張り続けてダウンスイングしてきて、
腰が左に45度程度ターンしたあたりで腰の回転力のピークに達します。
そのタイミングで上半身のしなり戻りの力が
下半身のターンする力を超えた瞬間に、
上半身の中でも特に左肩甲骨周りは一気にリリースされます。
それによって、水平方向にグリップエンドを引っ張っていた状況から、
左腕に引っ張られて上方向へ持っていかれます。
そうすると、手首を支点とした振り子のように
ヘッドが振られる状態が一気に加速してボールを打ち抜きます。
そして、インパクトというよりもフォローでの腰の高さぐらいまで
しっかり加速する意識で脚を使い切ります。
フォローの腰の高さでヘッドスピードを最大にするイメージなら、
手元はヘッドに対して先行しているので
実際にはインパクト近辺でのヘッドの加速を最大化できます。
この加速中にインパクトすることで、
ヘッドスピードの割にボール初速があがって飛距離が伸びます。
さらに、当たり負けが少ないことはヘッドの向きを安定させてくれて、
不意の曲がりも少なくなります。
左脚のバネは飛距離の要
そして、左脚を使い切って
脚をバネのように使うことは飛距離の要です。
ダウンスイングで左脚で地面を蹴ろうとしながらスタンス中央に落下して、
地面への落下で左脚全体が強いバネのようになって地面を蹴りましょう。
そして、左脚が蹴る方向はまさに振り出し後方斜め45度方向です。
その理由は腰が左に45度程度ターンすると腰の回転力のピークに達するので、
まさに腰がその向きになる方向へいきなり蹴ることが
最も鋭く腰をターンできるからです。
右脚で自ら出そうとする力で蹴る筋肉が短くなりながら収縮する
「短縮性収縮」ではとうてい及ばない爆発的な力を、
左脚はこの落下で獲得します。
左脚は伸ばされた筋肉と腱全体がバネのようにエネルギーをタメて、
それを一気に吐き出す「伸張短縮サイクル」で力を発揮させます。
振り出し後方斜め45度ぐらいに向かって蹴るつもりで
スタンス中央へ落下すれば、
最高に鋭い腰のターンでボールを遠くまで飛ばせます。
このように左脚をバネのように使うためには、
インパクト近辺で調整することは極力排除しなければなりません。
そのためには、ボール位置はものすごく重要となってきます。
繰り返しになりますが、ボール位置の最適化は
止まっているセットアップの状態からできることです。
ですので、ボールと体のあるべき関係を正して
楽にパワフルにスイングできるようにしましょう。
では、また。
<本日のオススメ>
大森睦弘コーチ監修の
「ショット基礎アプローチ」(SW15yC)
その入門プログラムを
「70%OFF」でお試しできるのは
このメルマガをご覧のあなただけ…
・最近大森コーチのメルマガを読み始めた
・SW15yCを知っているようで、実は全く知らない
・ツアープロもやっている秘密の練習法が知りたい
そんなあなたは、コチラをクリック!
↓
詳細はコチラをクリック
本案内は予告なく終了することがあります
最新記事 by 大森 睦弘 (全て見る)
- 【ビデオ】ダフりトップを根本撲滅にはコレ - 2025.11.30
- 【ビデオ】このパターでハンデ5までは余裕 - 2025.11.23
- 【ビデオ】異次元に安定の飛距離を出す方法 - 2025.11.16



