From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
あなたもゴルフをやっていて「恥かしい」「穴があったら入りたい」
そんな気分を味わったことはありませんか?
この前、プロジェクトで配信する「自分でできる練習方法」を考えていたとき、
私はまさにそんな状態でした。
実際、100を切れない人向けの練習だったのですが、
けっこう短時間でメニューを組むことができました。
簡単に組めただけではなく、我ながら「うーん、いい感じ」と思うくらいの出来栄えだった。
なぜそんなにいい感じにできたかというと、
作り始める前からある程度のアイディアが頭の中にあったからです。
何故アイディアが思い描けたのでしょうか?
■いい練習方法が生み出せるのは?
理由は簡単です。
今回のメニューは、ターゲットがハッキリしていたからです。
ターゲットが明確であれば、練習メニューはある程度簡単にひねり出すことができます。
逆に、ターゲットがハッキリしていないと、出しにくい。
何日間も瞑想して、最後にあまり納得のいかないものができあがってしまいます。
だからこそ、メニューを作る前のリサーチが重要です。
もちろん、参加者がどんなことで困っていて、どんなことで悩みを抱えていて、
最終的にどのようになりたいのか、それがあれば、それなりの練習メニューは組めるはずです。
■天国から地獄
実は、できあがった練習メニューを見て、ちょっと酔いしれていました(笑)。
「うーん、いい感じ。こんないい感じのメニューが短時間で生み出せちゃうなんて・・・」
さながら、陶芸家が出来上がった焼き物を満足げな目で見るかのようです。
あまりに出来がよかったので、このメニューを知り合いのプロゴルファーにも送ってみました。
「これ、どう?」って。
きっと「おお、いい感じだね♪」という返事が返ってくるに違いないと思い、
メールの返信を待ちました。
■しかし、返ってきた返事は、、、
「小原さん、これ、ホントに100を切りたい人向けの練習?
なんか、ちょっとハードル高そうって感じです!」
えー、本当、、、???
それまで得意満面のドヤ顔をしていたのに、それが一瞬で吹き飛ばされました。
そのあとに「ハードルが高そう」と指摘されたところを見てみると、、、
た、た、確かに、、、
うーん、認めざるを得ない。
こんなのに酔いしれていた自分が本当に恥ずかしくて、
「穴があったら入りたい」というのはまさにこのような状況を言うのだろうと思いました。
■教訓:誰のためのメニューだったのか???
「岡目八目」という言葉があります。
人の囲碁は横からみていると、打っている人より八手も先まで読めるという意味ですね。
当たり前ですが、レッスンというのは、私の自己主張の場ではありません。
どんなに素晴らしいと自分が思っても、それがお客様の役に立たなければ、
それは何の意味もありません。
人に何かを教えるというのは、やったことがある人ならわかると思いますが、
かなり創造的な作業です。
ただ、その分自分のやっていることに酔いしれてしまうことも少なくありません。
そんなときこそ、他の人の意見を聞くことが大切になってきます。
だから今回の件では、知人に見せて本当によかったと思います。
おかげであとで修正ができたわけですしね。
教える作業というのは、一期一会の真剣勝負。
だからこそ、他の人にもチェックしてもらう仕組みが大事なんだと、
今回の件で学ばせてもらいました。
自己主張したいなら、まずはお客様のことを考える。我は捨てよう。
なんだか今日は個人的な内容になっちゃいましたね、、、
またメールします。
小原大二郎
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