From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、
こんにちは、大森睦弘です。
さて、今回は
「心・イメージ力でスイングを変える」
というお話をさせていただきます。
練習場でボールを打つことだけが
スイングを良くすることではありません。
むしろ、ボールを打たない方がスイングの基本は良くなります。
ボールを打つのは一応確認のためと、
応用の幅を広げるために打つというぐらいの感じです。
これは私の経験と、とあるツアープロの経験からの確信です。
とあるツアープロの話
ゴルフ場に所属しているとあるツアープロは
なかなかシードが取れず、苦悩の日々が続いていました。
そこに来て、その年、ゴルフ場のいろいろな仕事が舞い込んできて、
落ち着いて練習やラウンドすらできない日々が続いたそうです。
そこで、考えたのが、シャドースイングです。
シャドーシィングと言ってもちょと変わっています。
野球のバットを使って振るのですが、
次のように一風変わったシャドースイングでした。
(1)ハーフウエイダウンで一旦止まってシャフトの位置を確認
(2)そこから再びトップに行ってフルスイング
(3)フォローで右足の内側を地面にズリズリ擦ってフィニッシュ
(4)右足の擦れた痕を30ヤードとかまっすぐな跡を残す
これって、靴がすぐにすり減ってしまい、
まさにプロで靴とかも何足も支給されていないとできないことですね。
でも、この右足ズリズリフォローが内転筋群を
しっかり使った動きを行う誘発剤となります。
そして、その超~忙しかったその年のQT
(ツアーに参戦するために上位に入らなければならない試合)
に見事通過して、次の年のツアー参戦の権利をゲットしました。
こんなちょっと変わったシャドースイングまで行かなくても、
普通にゆっくり一回のスイングを20秒以上かけて行えば
効果はてきめんに出ます。
ボールフライトを見てしまう問題
ボールが飛んでいく様子であるボールフライトを見ると、
どうしてもターゲットにボールを運ぼうとしてしまいます。
ターゲットとは違う方向へ飛び出して
さらにターゲットとは離れる方向へ曲がるボールを打ってしまったら、
次の打球は絶対に修正してしまうものです。
しかし、ここに落とし穴があります。
それは、せっかく良い方向にスイングは変化してきているのに、
それを帳消しにしてしまう調整をすることです。
スイングを改造している時は、
ボールをうまくコントロールできなくなる魔の時間を
ゴルフと一緒に過ごさなければならない場合もあります。
そして、ボールの行方は無視して、
正しいスイングを行いながらボールを打ち抜いていれば、
ある日突然ボールがあなたの意思に従ってくれる日が訪れます。
ですから、スイング改造ではボールを打つとしても、
屋内練習場などで、ボールフライトがそれほど見えないところで
じっくりスイングを作り変えます。
本当は、ボールは打たないでシャドースイングや長い棒などを
振っていた方がいいにはいいのですが。
時々ボールが飛んでいく様子がわかる大きな練習場で
ボールを少し打って、ボールフライトを確認します。
そして、また屋内練習場に戻るというやり方が、
スイング改造には最高に良いやり方です。
ボールフライトを見ないことで、
イメージしている体の動かしかたがやりやすくなります。
ゆっくりシャドースイングを否定したくなる気持ち
ところで、私がゆっくりシャドースイングをお勧めすると、
よく言われることがあります。
それは、普段どんな風にスイングしているかなんてよくわからないから、
ゆっくりなんてスイングできないというお言葉です。
確かに、そうとも思ってしまいます。
しかし、間違っていてもいいので、
まずは意識的に体を動かしてみることが
上達のための重要な鍵を握ります。
人はショットしているうちに、
やっぱりボールをターゲットに運びたくて、
色々無意識での動きを行ってしまっています。
例えば、グリップがウィークなままボールをまっすぐに飛ばそうとしたら、
ボールヒットに向かって前腕を左にねじらなければ
ボールはまっすぐに飛んではくれず、スライスしてしまいます。
本当はグリップを正しく修正しなければならないのに、
グリップには手をつけず、スイング動作でなんとかボールを
まっすぐに飛ばそうとしてしまっていることは多いです。
そして、いつしか前腕を左にねじりながらボールヒットさせている動きは
意識には登らなくなり、無意識で自動化されてしまいます。
そのときグリップを正しくすると、ボールは左に引っかかってしまいます。
なぜなら、無意識で前腕を左にねじっているわけですから。
ですから、グリップを正しくして、
それまでグリップがウィークで悪かった状態からの前腕を
左にねじるという代償動作をだんだん消していく作業を
していかなければならないのです。
でも面白もので、無意識で前腕を左にねじっている人の
ゆっくりシャドースイングを見ると、やっぱりゆっくりな動きの中でも
前腕を左にねじりながら仮想のボールヒットに向かう動きを行っています。
前腕を左にねじっているご本人は全く意識できていないのに、
ねじってしまっています。
そうです、普段どんな風に体を動かしてスイングしているのかなんて
意識していない人でも、ゆっくりシャドースイングをすることで、
え、こんな動きをしていたんだということが見えてきます。
見えてきた動きに対して疑問を持ち始めたら、
もう良いスイングを半分は手に入れたようなものです。
疑問に感じたことに関して実際にはどうあるべきなのだろうと
考えをめぐらせ始め、色々やってみる日々が始まるからです。
ですから、普段どんな動きを行っているのかわからないとしても、
まずはゆっくりシャドースイングをやってみることが
あなたのゴルフを劇的に飛躍させる第一歩となります。
そして、無意識での動きと意識的な動きを
はっきりさせることが大切となります。
スイングで意識したいポイント
スイングで意識していただきたいポイントは無限大にあります。
しかし、その中で私が一番大切にしているイメージがあります。
それは、下半身で上半身をしならせるイメージです。
スイングは上半身の力を意識的に出して
ボールを打ち抜くものではありません。
下半身で上半身の筋肉と腱を伸ばして、
それが勝手に縮もうとすることに任せてリリースすることが理想です。
まさに、弓の弦を引っ張って、ポンと放すようなイメージが大切です。
上半身は自ら筋肉を縮めて動くのではなく、
下半身の動きによってしならされて、
そのしなりが戻ることが主体として動くことが一番大切なイメージです。
そして、しなりを意識しないで長年スイングしてきた場合、
体をしならせる動きは全く別次元の感覚となります。
クラブを腕の意識的な力で振り回していたなら、
しなった腕が勝手にクラブを振ってくれるなんてイメージすらできません。
やはり、この上半身を下半身の動きでしならせるイメージは
ゆっくりシャドースイングで作るしかありません。
まずは、クラブを手にしてバックスイングしてみましょう。
バックスイングの出だしで下半身が先に動き、
上半身、クラブヘッドの順に動くことができたなら、
下半身の動きで上半身をしならせる動きのきっかけの感覚が体験できます。
下半身が右にターンし始めて、
それによって体幹である腰から肩の間の胴体か回転してきて、
体幹の先につながった腕が動き、腕の先にあるクラブが動いて
一番最後にヘッドが動けば上出来です。
そうです、ヘッドが一番最後に動くような
ゆっくりシャドースイングをやってみようとするだけで、
あなたのゴルフのイメージは一新して、
最高の体の使い方の世界に突入です。
動画でのイメージトレーニング
そういえば、ボールを打たないでうまくなる
もっと楽ですごい方法があります。
本当に楽なのかどうかは?ですが。
おすすめしたいのは
動画を観ることによるイメージトレーニングです。
あなたが望むスイングをしている動画を、毎日30分、
3か月ぐらい観続けることができた暁には、
あなたのスイングはその動画のスイングにかなり接近してきます。
ヒトの脳の中にはミラーニューロンというモノマネをする神経細胞があります。
ミラーニューロンは目で見た動きを、
あたかも自分自身が同じように体を動かしたように
脳の中で神経を活動させます。
あくびをする人を見たら、
ついあなたもあくびをしてしまったなんて経験が
あるのではないでしょうか。
美味しそうなものを食べている人を見たら、
同じものを食べたくなりますね。
これらの反応は全てあなたの脳の中にある
ミラーニューロンの働きによるものです。
動画を見るイメージトレーニングはこのミラーニューロンを活動させ、
あたかもあなたが見た動画のスイングを、あなたご自身も行っているような
神経活動がまさにあなたの脳の中で発生します。
まるで、同じように体を動かしているように脳の中では信号が行き来します。
ですから、見ているだけで、
あたかも同じ動きを練習したかのような効果が出てきます。
そして、同じ動きを見続けたなら、3か月もするとその動きは
小脳にプログラムされ、大脳の活動としての意識にはあがってこなくなります。
そうです、目で見た動きが自動化されます。
やろうとしなくても、
勝手に小脳プログラムで体が動いてくれるようになります。
ですから、頭、ようするに大脳でごちゃごちゃ考えなくても、
同じような動きができるようになります。
大脳で論理的に考えて動きの指令を出さなくても、
小脳が勝手に無意識下で運動を制御してくれます。
大脳での指令では体全体の動きのバランスは悪く、
なかなか良い動きはできません。
しかし、小脳からの運動指令は
体全体の動きの調和がとれたものとなります。
ですから、たまには小脳プログラムだけで
ショットしてみることも大切です。
練習していてもチェックポイントをいつも考えるのではなく、
時々何も考えないでショットしてみればいいです。
そうすれば、大脳の指令ではなく
小脳からの調和のとれたコントロールが働きます。
また、このミラーニューロンのおかげで
霊長類は効率よく動きを学ぶことができるようになりました。
さらには、相手の行動を脳の中でシミュレーションすることで、
相手を理解することにもつながります。
社会的活動を円滑に行えるようになったのです。
こんな進化の過程で発達してきたミラーニューロンの力を
信じてみるのもいいですね。
実際にお勧めしたい動画
実際にお勧めしたい動画として、
YouTubeにはたくさん良いイメージのショットがあります。
私はサム・スニード(Sam Snead)が好きです。
(YouTubeの検索でできるだけたくさんヒットできるために、
英語表記も入れておきました)
サム・スニードは時代を超えて素晴らしい動きをしています。
年齢を重ねても変わらぬ世界一リズム良いショットを放っています。
まさに、下半身で上半身をしならせてショットしています。
PGAツアー82勝で歴代1位、その他優勝回数165回、
52歳10ヶ月8日でのPGAツアー優勝の最年長記録、
67歳2ヶ月21日でのPGAツーア最年長予選通過記録など、
数々の記録を打ち立てています。
サム・スニードで検索するだけでかなりの量の動画が出てきますから、
ぜひ見てみて、気に入ったものがあれば毎日続けて見るようにしてください。
また、ジェイミー・サドロウスキー(Jamie Sadlowski)
2008,2009のRE/MAX World Long Drive Championshipの2年連続優勝、
パーソナルベストは445yのドラコン王者のショットも、
学ぶ点が多く参考になります。
ジェイミー・サドロウスキーの場合はパワーを体の柔軟性、
すなわち体を大きくしならせ、それを一気に解放する使い方の天才です。
また、ボールヒットでフェースをターンさせないように
左肘を引くようにしてフェースの向きを安定させています。
さらに、左肘の絶妙な使い方に加え、
右手甲側に折れるヒンジをボールヒットで一気に解放することが絡み合って、
爆発的なパワーを精密にボールに伝えているところも魅力的です。
などなど、数えあげるときりがありませんが、
この二人はぜひご覧になっていただけたらと思います。
サム・スニードもジェイミー・サドロウスキーも
体の使い方はかなりわかりやすくはっきりと動いてくれていますから、
観てあなたのミラーニューロンを活性化するには最高の動画です。
秋の夜長を利用して良い動画を眺めて、
知らないうちに上手くなっているといいですね。
追伸
来週、10/23(日)、10/24(月)、10/25(火)
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先日 サムスニードの動画を目に焼き付けラウンドして来ました
5年前に足首を痛めて以来、思う様にスコアが伸びず悩んでおりましたが
今年ベストが出ました ありがとうございます
大森コーチのブログ、動画、dvdを真剣に取り組み
練習場では好結果が出ておりましたが、
やはり本場では どうなのか? 不安のスタート
前半はソコソコ
でも今までの悪癖が顔を出しました
後半はコーチのアドバイスを思い出し、試行錯誤しました
そんな中
後半は見違えるスイングができた気がします
思い出したのは板乗りスイング、足裏の荷重点!
本番では板がありませんので、練習でのイメージを再現してショットした所
気持ち良く振り抜けるので ノリノリになりました
本当に
足裏の拇指球下で踏めると、スイングは変わるなあ〜と実感した1日でした
追伸
改めてサムスニードの下半身リードのアクションには
バランスの良い足裏荷重がが必須と感じました
こんなアドレス下さったコーチ最高です(╹◡╹)
ベスト更新おめでとうございます。私もその感激のエネルギーをいただいて、さらに出来る限りを尽くして私のノウハウをお伝えできるための励みになります。
本当に足裏のどこで地面を捉えるかは個人ごとに微妙な差はあるとしても、踵でもつま先でもなく、母指球の少し後ろあたりです。走るときに踵でリリースしないのと同じで、たとえ踵に乗った方が力強く地面を押せる感じがしたとしても、ゴルフのスイングでは母指球の少し後ろあたりのどこかになります。あなたなりのリリースポイントを正確に知ることで、ショットは想像以上に良くなるものです。それを実感できる出来事がベスト更新での出来事だったわけです。
いつも返信頂き恐縮します
大森コーチの様に地面とのコンタクト、深く 強くアドバイスされたプロはいません
悩みが晴れ 明日からのゴルフライフが楽しくなります
ありがとうございます
広島在住の私ですが、試合やレッスン等でこちらに来られる事があれば教えて下さい
大森コーチ おはようございます。
今朝の練習で正にそのような事が起きてました。
SWだけを持って練習に行き15yCを始めました。
先日の大森コーチの返信にあった「左手のグリップのV字の密着」に意識を置きながら。
すると出球が左に出るのです。
以前も左に出てた時があったのですが、その時はアドレスが左に向いていました。
自分では飛球線にスクエアなつもりだったのですが、踵のラインにクラブを合わせて打席を外してみたら綺麗に出球方向に向いていたのです。
今回もそうかな?と踵のラインにクラブを合わせて打席を外してみたのですが飛球線方向に真っ直ぐ向いていました。
あれ?と思いながら何回試しても左に出るのです。
試しにフルショットしても左方向に。
一息つけようと腰掛けて今朝の大森コーチの記事を見て「これか!」と。
ゴルフを始めて以来、スライスと3年半の長い付き合いの中で無意識に「左」へ何らかの動きを入れてしまったようです。
ゆっくりシャドースイングで確認してみたのですが、左腕の捻りなのか、スイング自体が左に振っているのかまでは分かりませんでした。
でもSW15yCの距離で左に出るというのはスイング方向と判断し、打ち出し方向を自分の「思う方向」よりも若干外側に向けて打つと真っ直ぐに飛ぶようになりました。
SW15yCだからこそ「これはおかしいな」「何が違うのかな」と考える事が出来たと思ってます。
ドライバーとかだと「あ、左行ったか」で終わる事もSW15yCだと「あれ?なんで?」って思います。
左脚の縦蹴りを意識した練習も何球かしたのですが、球が飛距離は同じ位なのですが、テンプラ気味になりました。
何も考えずに無意識に打つと普段通りの球が出たのですが、これも左脚の縦蹴りのタイミングと合う内にテンプラ気味は収まるようになるのでしょうか?
サム・スニード氏の動画は以前、大森コーチに紹介頂いた時に何点か拝見しました。
個人的には「オーバースイングの解決は靴を脱ぐこと」みたいな動画が好きでした。
ちなみに大森コーチの思うベストオブ サム・スニード動画があればお教え頂けたらと思います。
それはそうと日本オープンで片山晋呉さん絶好調ですね!
1Wを抜いてのラウンド、本当に「あがってナンボ」ですね♪
で、日本オープンのホームページの選手紹介の中での片山晋呉さんの得意クラブが「SW」になってたのを見て益々SW15yCを精進しようと思った次第です。
Q1:「左脚の縦蹴りのタイミングと合う内にテンプラ気味は収まるようになるのでしょうか?」
テンプラはすくい打ちやヘッドの上の方に当たり過ぎた場合(アイアンならダフリと同じ)などで発生します。リリースが早くなるとすくい打ちになります。また、下半身が止まるとリリースが早くなります。ということで、左脚の縦蹴りが良い方向とタイミングでできれば、改善方向に向かいます。
Q2:「ベストオブ サム・スニード動画」
私は昔手に入れた動画を使っているので、YouTubeでのURLではお伝えできないです。とはいえ、YouTubeで現在手に入りそうなベストに相当するものとしては下記でしょうか。
https://www.youtube.com/watch?v=BosPcRZHOsI&list=PL8t306WSG3QeWmgjpbnthCDSUXkIwFK6s&index=25
大森コーチ こんばんは。
返信ありがとうございました。
左脚の縦蹴り色々と試してみます。
サム・スニード氏のオススメ動画もありがとうございました。
何とか毎日少しでも見るようにしています。
私はコーチに紹介された動画の後に出てきたこちらの動画が気に入りました。
https://youtu.be/4IPZYguiZ6g
ボール位置やグリップ、スタンスにも少し触れられています。
それにしても氏の左膝の動きって凄いですね。
この動画を見て少し疑問に思ったのがアドレス時の足の角度です。
「約45度」と。
大森コーチの「脱・力み」のDVDを拝見してる時にも足は飛球線に対して完全に直角ではなく、左右ともに少し開かれてたように記憶してます。
私は飛球線に対して直角で立つようにしています。
両足は飛球線に対して直角が良いのでしょうか?
それとも多少開く方が良いのでしょうか?
一度練習場でも試してみます。
Q:「両足は飛球線に対して直角が良いのでしょうか?」
少なくとも左足はつま先を開いた形が良いです。なぜなら、フィニッシュに向けて腰をターゲット方向に向けてしまうフルターンをやりやすいからです。左足つま先を開くと左脚が左に回転した形になるので、その分左股関節が詰まらずターンしやすいです。股関節の硬さということが原因で腰の回転が止まると、体調などでリリースされるポイントが変化してしまうので、そうならないようにしたいです。実際、腰はセットアップの位置から左に45度程度回転したあたりまでの間で回転のパワーは急激に減衰することで、上半身がリリースされます。また、左足つま先を開いたほうがボールヒットに向かって左足母指球の少し後ろあたりで地面を踏みやすくなり、足を長く伸ばしやすく、それだけでパワーを楽に発揮することもできます。ただし左足つま先を開きすぎるとボールヒットに向かって左脚を縦に踏めなくなって打ち出し後方へ左脚が倒れてしまうスピンアウトになることもありますので、開きすぎには注意する必要はあります。
右足に関してはバックスイングで右股関節が詰まるようでしたらつま先を開いてもいいです。とはいえ、バックスイングでは腰は右に45度ぐらいまでしか回転しないので、つま先は平行でも右股関節が詰まることはほとんどありません。右足つま先に関しても左足つま先と同じで、開きすぎると今度はバックスイングで右脚が打ち出し方向へ倒れて縦に踏めなくなるスピンアウトになりやすいので、注意は必要です。
たかがつま先の開きといえども、スイング全体にいろいろな影響を与えるものですから、いろいろやってみてあなたに最適な開き具合を決めるといいです。