From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、
こんにちは、大森睦弘です。
さて、今回は
「体・下半身の動き徹底理解柱掃除ドリル」
というお話をさせていただきます。
バックスイングやボールヒットに向かう下半身の
最高の使い方ができてしまうドリルです。
「どうして、掃除なの?」ですよね。
やってみればわかります。
と、本題に入る前に
三点ほど、業務連絡です。
まず一点目。
私のワンデーレッスンですが、リクエストにお応えして、
今回、千葉に加えて神奈川での開催を試験的に開始しました。
神奈川開催(神奈川県厚木市)
6/9(金)
※少人数によるレッスン。
10:00~17:00
↓
http://g-live.info/click/ohmlg170609/
定員に達しましたので受付終了しました
以前から「神奈川近郊でのレッスンを」との声をいただくことが多く、
今回、受けてくださる練習場が見つかりましたので、
試験的に開催をさせていただけることになりました。
試験開催のため、直近でのご案内となってしまいました。
次回開催の予定は立っていませんので
神奈川地区にお住まいの方は、ご検討の上、ぜひお越し下さい。
そして二点目。
6月の私のワンデーレッスン会、
東名阪でも引き続き募集をしております。
千葉(千葉県茂原市)
6/6(火)のみ募集
※6/4(日)・6/5(月)は締め切っています
9:00~16:00
↓
http://g-live.info/click/ohmlg170604/
大阪(大阪市東淀川区)
6/11(日)・6/12(月)・6/13(火)
※残席わずか。終了に日程があった場合はご容赦下さい
10:00~17:00
↓
http://g-live.info/click/ohmlg170611/
岐阜(岐阜県各務原市)
6/18(日)・6/19(月)・6/20(火)
10:00~17:00
↓
http://g-live.info/click/ohmlg170618/
最後に三点目。
私のウェブセミナーの「再放送」が公開中です。
“大森式”最新ウェブセミナー
初心者でもわかるショット基礎アプローチ
「15yキャリーをやったらゴルフが楽しくなった」
↓
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こちらのウェブセミナーは6/7(水)までの限定公開なので、
お早めにご登録下さい。
今回はご案内が少し多かったですね。
では、話を戻します。
バックスイングとダウンスイング開始編概要
この「柱掃除ドリル」は、お尻を柱などに当てて、
柱に対して上下にまっすぐお尻を擦るだけで、
あなたの下半身は最高のスイングと同じ動きを行ってくれます。
まずはバックスイングとダウンスイング開始での
下半身の動きを理解するための動きを、
柱などにサポートしてもらってやってみます。
次の3ステップで、あなたの両脚と骨盤は
バックスイングとダウンスイング開始の名手です。
(1)腰幅ぐらいに両脚を広げて柱に右のお尻をつけて
サンドウェッジでの前傾を作る
(2)右脚を伸ばす動きで前傾角度を維持しつつ
右足母指球の少し後ろで地面を押して右のお尻で柱を拭きあげる
(3)次に、右股関節を入れる動きを強く意識して
右のお尻で柱を拭きおろす
この(2)~(3)を10往復ぐらい繰り返し行います。
ここでは柱としていますが、
ふすまの一辺や、壁などでも同じようにできます。
ま、細い物のほうが、お尻が横にずれたことがわかりやすいので、
柱などがお勧めです。
ボールヒット編概要
次にボールヒットに向かう下半身の動きを理解するための動きを、
柱などを使ってやってみます。
ボールヒットに向かっても、左右入れ替わるだけで、
実はバックスイングとかなり酷似した動きになります。
ですから、バックスイングでの下半身の動きが正しくできてきたら、
ボールヒットに向かう下半身の使い方もほぼ自動的にできてきます。
次の3ステップで、あなたの両脚と骨盤は
ボールヒットでの精密でパワフルな最高の動きを体感できます。
(1)腰幅ぐらいに両脚を広げて柱に
左のお尻をつけてサンドウェッジでの前傾を作る
(2)左脚を伸ばす動きで前傾角度を維持しつつ
左足母指球の少し後ろで地面を押して左のお尻で柱を拭きあげる
(3)(2)と同時に両腿をキュッと締める
(1)~(3)を10回ぐらい繰り返し行います。
バックスイングでの動きの左右を入れ替えて、
動作をひとつだけ追加するだけです。
その追加することとは、左脚を伸ばしていくときに、
同時に両腿をキュッと締める動きです。
では、また。
<本日のオススメ>
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※6/7(水)までの限定公開
「えー、大森さん、
もうちょっと詳しく説明してくださいー!」
これは実際にやってみればわかるんですが、
頭で理解しないと先に行けない人には、
もう少し詳しい説明が必要かもしれませんね。
では、そんな真面目なあなたのために、
もうちょっとだけ、補足の説明をさせていただきます。
というわけで、続きをどうぞ。
注意点など
腰の幅程度のスタンスの幅にセットした場合は、
柱に対してお尻は横方向には、できるだけ動かないほど良い動きとなります。
腰は、回そうとする必要はまったくありません。
脚を地面に対して縦に動かすことで、
腰は勝手にターンしてくれるということが重要です。
そして、スタンスの幅を腰の幅程度に広げると、
脚を単にまっすぐに伸ばす動きだけで、骨盤をターンさせることができます。
ここで、スタンスの幅とは、両脚の母指球の少し後ろの間隔のことを言います。
実は、腰の幅よりもスタンスが広いドライバーショットなどでは、
バックスイングでは脚がまっすぐに地面を踏めるポジションまでは
腰をスライドさせます。
ということは、通常のショットではバックスイングとダウンスイングにおいて
少しだけ腰の左右へのシフトが入ることが自然です。
バックスイングでは腰は少し右にシフトして、
右脚でまっすぐに地面を踏めるポジションに入ります。
ダウンスイングでは腰は少し左にシフトして、
両脚で地面を踏みやすいポジションに移動します。
ところが、スタンスの幅が腰の幅よりも狭いと、
この腰のシフトの方向が通常ショットのときとは反対方向になります。
腰のシフトの方向が腰の幅程度のスタンスの幅を境目として、
真反対になります。
スタンスの幅が腰の幅より広いと、両脚の作る形は三角形です。
ところが、スタンスの幅が腰の幅よりも狭いと、
脚の形は逆三角形となります。
そのため、スタンスの幅が腰の幅よりも狭い場合には、
バックスイングでは右脚で地面をまっすぐに踏める位置まで、
腰を打ち出し方向である左へシフトさせなければなりません。
さらに、ダウンスイング開始でも同じ問題が発生します。
スタンスの幅が腰の幅よりも狭い場合には、
ダウンスイング開始で左脚で地面をまっすぐに踏もうとするとどうなりますか。
今度は逆に腰を打ち出し後方である右方向へシフトさせなければ、
左脚で縦に地面を踏むことができません。
スタンスの幅が腰の幅よりも狭い場合における、
ボールヒットに向かう腰の打ち出し後方へのシフトも、
通常ショットの真逆の動きとなります。
ですから、スタンスの幅は腰の幅程度に広げておくようにしましょう。
そうすれば、腰のシフトは発生しない一番シンプルな形で、
脚をそのまま伸ばすだけで地面を縦に踏むことができ、
骨盤は自然にターンできます。
また、両手は胸の前で組んでもいいですし、
クラブを持っている感じにしてもいいです。
最初は胸の前で腕を組んで、
下半身の動きに意識を集中させるほうがお勧めです。
脚を伸ばすことに関する勘違い
ここでよく勘違いされることがあります。
それは、右脚を伸ばす動きをすると、
トップで上半身が上に伸びあがるという勘違いです。
伸ばせば上にあがります。
しかし、それは、体全体が上にあがるわけではありません。
前傾してセットされた骨盤の右サイドが上にあがり、
左サイドが右斜め下にさがります。
そして、全体としては背骨を中心として、
骨盤がセットアップの前傾角度に従って斜め回転するだけです。
ただし、骨盤が上半身の前傾角度なりに前傾していないと、
伸びあがりが発生します。
そして、この脚を伸ばすと起きあがるという大きな勘違いがあると、
バックスイングで下半身が動けません。
そうなると、結局、手を使って
クラブをトップまで動かさなければならないはめになります。
この点をしっかり納得することは、
バックスイングで下半身を使えるためのキーポイントです。
しかも、階段1段分あがる可動域があれば、
脚をしっかり使ったバックスイングができます。
そして、スタンスの幅を広げるほど、
セットアップで脚をたくさん曲げておくことになるので、
脚の可動域は大きくなり、それに連動して自動的にトップも大きく深くなります。
脚は階段をあがる使い方なら、年齢を重ねても、
バックスイングの下半身の必要な可動域は確保でき、
大きなトップを作ることができます。
上半身を使って捻りあげていると、トップに必要な大きさにとって、
この捻り動作は普段の生活の可動域以上が必要となります。
そうすると、年齢とともに上半身の可動域が低下することに従って、
トップが浅く小さくなてしまい、気持ち良く振れなくなってしまいます。
同じことがボールヒットに向かっても言えます。
そして、ボールヒットではパワーということも関係してきます。
ボールヒットに向かって、本来は左脚をしっかり伸ばそうとすることで、
下半身のパワーを炸裂させることができます。
そのパワー発揮に最大の貢献力のある左脚を殺して伸ばさないでいたら、
スイングパワーにとってはもったいないばかりです。
また、脚を伸ばすことで、バックスイングで右へシフトしすぎるとか、
ボールヒットに向かて左にシフトしすぎるなど、
地面をまっすぐに踏めないスウェイにはなりません。
さらに、脚を伸ばすほど脚の動きの自由度が少なくなることで、
動きの再現性もアップします。
脚は伸ばせばいろいろなことが自動的に良い方向に向いてくれます。
上半身は静か
バックスイングからボールヒットで下半身は積極的に動かしますが、
上半身は回転する骨盤の上にちょこんと乗っているだけです。
実際、私のワンデーコーチングでは、
今お伝えした「下半身の動き徹底理解柱掃除ドリル」を
お客様にやっていただいています。
ところが、このドリルを初めてやる方のほぼ100%、
上半身が先に動いています。
例えばバックスイングでは、
本来は下半身が右斜め上にターンすることから始まって、
その下半身の動きに上半身がついていくだけです。
しかし、最初に上半身を右に捻る力を出して
体幹を右に捻ってしまっているケースがほとんどです。
さらに、トップ近くになっても右膝が伸び切らず、
その代償動作で、上半身をいっしょうけんめに
右に捻ろうとされる状況も非常に多いです。
バックスイングでは、上半身が行なうことと言えば、
手首が親指側に折れるコックを入れることと、右肘が曲がることだけです。
肩甲骨さえ正常範囲で、重い五十肩などになっていなければ、
だれでも問題なく上半身だけの正しく深く大きなトップの形を作ることができます。
下半身がしっかり動けていて、肩甲骨に問題がなければ、
十分大きく深いトップは作ることができます。
もし、トップが浅いとしたら、
バックスイングで上半身に余計な力を入れているだけです。
ですから、自ら上半身を右に捻ろうとしなくても、
下半身を動かし、上半身はリラックスさせておけば良いです。
そうすれば、シャフトが打ち出し方向を向いて、
水平になる深いトップを作ることができます。
このとき、左肩と手首に力が入っていると、
このコックと右肘の曲げによる左肩甲骨の胸の方向へのスライドができず、
トップは浅くなってしまいます。
ですから、まずは、しっかり下半身を動かして、
その上に乗っかっている上半身を下半身に連動させてターンさせるようにします。
ダウンスイングから先でも同じで、本来は下半身の動きが先行して、
それに上半身が遅れてついてくるようにすることで、
下半身の動きで上半身をしならせることができます。
下半身に対して上半身やヘッドが遅れてついてくるようにできれば、
リラックスできて気持ちよく振り切ることができます。
上半身が骨盤の動きに連動できるようになったなら、
両腕をサンドウェッジを持っている形にして、
両腕も骨盤の動きに連動することを意識します。
ここまでできたら、あなたのバックスイングでの下半身の動きと
それに連動する上半身は最高の動きとなります。
そうすれば、後は骨盤の上に上半身が
できるだけ静かに乗っていればいいだけとなります。
バックスイングでの右サイドの動きの詳細
バックスイングでは腰が右に45度程度まで回転しますが、
ずっと股関節は入れたまま動かします。
股関節を入れたままということは、
骨盤の前傾角度を保つということです。
股関節を曲げている角度を変えないということではありません。
バックスイングでは、右脚を長くすることで、
右サイドを斜め上に押しあげ、骨盤の前傾角度を保って右へターンします。
この場合、右膝はしっかり伸ばして行きますが、
右股関節は骨盤の前傾角度を保つというコントロールを行いながら伸ばします。
そして、骨盤の右回転につれて、右股関節は少しだけ内旋してきて、
右の股関節の前に拳を当てていたら、
その拳が潰されるように、右の腿の前側は右のお腹に近づいてきます。
まさに右脚で右腰を捻りあげるという動きです。
そして、柱などにお尻を押し付けたままで離さないようにすることで、
あたかも右後ろポケット方向へ右のお尻を押し込む動きとなります。
柱をしっかり丁寧にお尻できれいに拭きあげるイメージが、
下半身を正しく使った良いバックスイングを引き込んでくれます。
バックスイングでの左サイドも重要
そして、バックスイングで、さらに骨盤の動きを滑らかにするための、
左サイドの動きも意識しましょう。
上半身が上に伸びあがらないで、骨盤が綺麗に斜め回転するためには、
右サイドがものすごく重要ですが、左サイドも次のことを意識するといいです。
右脚を伸ばして右サイドが上にあがるにつれ、
左サイドが右斜め下に向かって落ちてくるようにします。
また、左サイドが下に落ちることで、
右サイドでは体全体が下に落ちてしまわないようにと本能が働き、
より右脚でしっかり地面を踏むことができます。
結果として、両脚をしっかりうまく使って、
骨盤を最高のトップの形にまで持っていくことができます。
このときの左脚は重い鉄の鎖だとイメージすると良い動きができます。
バックスイングで左脚は自らは何もしないほど、
骨盤の回転は自然で滑らかになります。
左脚を固めてしまうと、骨盤は回転してくれません。
また、左脚が動かないまま右脚を伸ばしていくと、
右脚は左に引っ張られて骨格の軸で地面を踏めないスピンアウトになります。
それでは、右脚を伸ばす動きを骨盤の回転に
有効に使えなくなってしまいます。
逆に、左脚を打ち出し後方である右方向へ押し込む様な動きを行ってしまうと、
骨盤がセットアップでの前傾角度に従った正確な斜め回転をしなくなります。
大切なことは、右脚を伸ばす動きと同時に、
骨盤の左サイドが斜め右下である右つま先方向へ落ちてくることです。
そして、トータルでは背骨を中心として、
骨盤から肩までが一枚の板のようにターンします。
ボールヒットで意識すること
ボールヒットに向かっては、
セットアップでの前傾角度を維持するぐらいには左股関節は入れたままですが、
左脚はもうこれ以上伸びないと言うぐらい伸ばしてみてもいいです。
本当はボールヒットではまだまだ左脚を伸ばしている最中で、
地面をより強く押せる体勢のときにヘッドでボールを強く打ち抜くようにします。
ヘッドがボールに当たったときに、
ヘッドでボールを強く押すことができる感じが大切です。
しかし、今回のドリルでは、左脚はしっかり伸ばしてしまいます。
その理由は、左脚としてはしっかり伸ばしてしまうつもりの動きの中で、
その途中でボールヒットするので、まずは左脚をしっかり伸ばすことを行いたいからです。
そして、普段普通に走るときに最後に母指球辺りでリリースするように、
左足踵まで浮かしてしまってもいいです。
このとき、左股関節が詰まって負担がかかるようなら、
左足母指球の少し後ろで地面を踏みますが、
左足母指球の少し後ろを軸に足が左に回ってきてもいいです。
そうすることで、左股関節への捻りの負担をなくすることができます。
実際、ドラコン選手などのフォローでの左足を見ると、
踵まで浮いてあたかもジャンプしているように見えることも多いです。
左足母指球の少し後ろを軸に足が左に回らないで、
踵で地面を捉えてしまうと、左股関節への負担はコントロールできません。
左足踵に乗るほどバランスのコントロールがやりにくいばかりか、
スパイクシューズのスパイクのために靴がずれてくれないため、
左股関節への負担が減らせません。
母指球の少し後ろで地面を捉えることで、
足全体が地面から浮くことでスパイクの抵抗も軽減できます。
そして、左脚でパワーを全開した後は、
左足は楽に地面の上で左に回るようにずれてくれて、
左股関節への負担はかからずに気持ちよく振り抜けたショットができます。
また、実際のスイングで左股関節への負担を減らしたいなら、
セットアップから左足つま先を少し多めに開いておいてもいいです。
左足つま先を開いた場合の注意点としては、踵荷重があります。
もし、ボールヒットで踵側に乗ると
左脚が打ち出し後方へ倒れてしまうスピンアウトになりやすく、
それを防止するためのコントロールはかなり難しいものです。
しかし、左足母指球の少し後ろで地面を捉えているなら、
スピンアウトにはなりません。
ということで、ボールヒットに向かっては走るときのイメージで、
左脚は左股関節は入れたままで、左脚をしっかり伸ばすようにしましょう。
また、左股関節を入れたままということは、
セットアップでの前傾角度を維持する程度には左股関節の曲がりを維持しつつ、
左膝と左股関節を伸ばすということになります。
左膝は完全にリリースして伸ばしてしまいますが、
左股関節は少し入っているという感じです。
ボールヒット後、フォーローで手元が腰の高さあたりになったなら、
左股関節も伸ばして、フィニッシュでは左足の上に静かに立っていられたら最高です。
母指球の少し後ろで地面をとらえつつ、
ボールヒット前後では左股関節を伸ばしきらないことが、
地面にパワーを伝えつつも左股関節への不要な負担をかけない動きとなります。
ボールヒットに向かって両腿をキュッと締める理由
なぜボールヒットに向かって両腿をキュッと締めるのかと言いますと、
それはお尻の大きな筋肉である大殿筋を目一杯使える様にするための
骨格の構造からです。
腿の骨である大腿骨は、骨盤にまっすぐに付いているわけではありません。
Lの字のように接合部で曲がって横から付いています。
そのため、お尻の大きな筋肉である大殿筋を収縮させて
脚を伸ばそうとしたときに、脚が体の外側に倒れる方向に傾いてしまいます。
そこで、脚が外側に倒れないようにする筋肉群である腿の内側の内転筋群を、
キュッと締めてあげることで、お尻の大殿筋が脚の伸展に
最高にパワーを発揮できます。
ほんとに体のしくみって、おもしろいですね。
今回はちょっと技術的なお話が多くなってしまいましたが、
柱などを相手に格闘できるドリルということで、
体の話題として取りあげさせていただきました。
柱ではなくても平らな壁を相手にしてもいいです。
腰幅程度のスタンスの幅で、脚の縦への伸ばしと曲げで、
お尻で柱などを丁寧に掃除する意識で、
最高の脚とそれに連動する骨盤とさらに自然な上半身の連動を体験しましょう。
ところで、なぜ、こんな柱をお尻で掃除するということで、
こんなに長い話になってしまったのでしょうか。
それは、やっぱりゴルフのスイング動作での下半身の動きがかなり重要で、
さらに下半身の動きに連動するように上半身が付いてくることが
気持ち良いショットの要だからです。
先ほどもちょっとお伝えしたように、私のワンデーコーチングでは、
こうした「下半身の動き徹底理解柱掃除ドリル」以外にも、
いろいろなドリルを紹介しています。
よろしければ、下記よりお申込みの上いらしてください。
今回は神奈川地区(厚木)の開催も加わっています。
神奈川開催(神奈川県厚木市)
6/9(金)
※少人数によるレッスン。
10:00~17:00
↓
http://g-live.info/click/ohmlg170609/
定員に達しましたので受付終了しました。
千葉(千葉県茂原市)
6/6(火)のみ募集
※6/4(日)・6/5(月)は締め切っています
9:00~16:00
↓
http://g-live.info/click/ohmlg170604/
大阪(大阪市東淀川区)
6/11(日)・6/12(月)・6/13(火)
※残席わずか。終了に日程があった場合はご容赦下さい
10:00~17:00
↓
http://g-live.info/click/ohmlg170611/
岐阜(岐阜県各務原市)
6/18(日)・6/19(月)・6/20(火)
10:00~17:00
↓
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追伸
そして、冒頭でもお伝えした、私のWebセミナーも
期間限定での公開とのことなので、
この週末のうちにぜひ、ご覧になおいて下さい。
↓
http://g-live.info/click/the_reborn_op1706/
※公開は6/7(水)までです。お早めにどうぞ。
これで、今日は本当のおしまいです。
では、また。
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大森コーチ殿、大部の柱掃除ドリル、前半部熟読??し、早速後ろがコンクリート壁の所でゆっくりシャドウ―スイング方式で試しております。なんとしても右膝外回りを撲滅したいがためです。トライしてみて以下の不明点、疑問点のアドバイスいただければ幸甚です、
Q1:両足先は飛球線に平行にアドレスする場合と、SW15Yキャリーショット時のように少し左足を後ろに引いて肩のラインは飛球線平行にアドレスする場合とでは、今回の柱掃除効果にはどちらが難度が高いのかあるいは掃除効果はどちらが出やすいのでしょうか?
Q2:ダウンの開始時、右お尻を下げるように壁をこする時、右膝が体正面に出たがります。これをこらえながらというか、骨盤の前傾を保つようにねばり??ながら、左お尻への動きにつなげていっております。この際、キュッと両大腿を締める動きのタイミングを”実際のスイングに模して行う”には、どのタイミングでやるのがいいですか?ゆっくりスイングでは、少し左脚に荷重がかかり始めたころにやると右膝がしゃしゃり出ずにやりやすい感じがするのですが・・・・。
Q3:また、左お尻を壁につけたままにしながらを拭き上げ掃除するには、かなり体力を必要とする感じ―前傾維持のままの感じーなのですが、これは正しい動き方なのでしょうか?
Q4:今回の柱掃除とは直接関係ないのですが、テークバックでトップに近づくにつれ、頭が飛球線後方に動かされる原因の一つに、猫背のために顎の下に肩関節が入ってこれないという指摘を見ました。試しに立位で上肢帯をセットしなおして、首の稼働域を見ると格段に向上し、少し猫背が解消するかもと考えております。コーチの数あるドリルの中で、この顎の下に方が入り込むようなドリルがもしあればぜひブログで取り上げていただけるとまた励みがです。
これから別途印刷した後半部を紙背まで読み解くつもり!!!!です。アドバイスよろしくお願いします。
Q1:「両足先は飛球線に平行にアドレスする場合と、SW15Yキャリーショット時のように少し左足を後ろに引いて肩のラインは飛球線平行にアドレスする場合とでは、今回の柱掃除効果にはどちらが難度が高いのかあるいは掃除効果はどちらが出やすいのでしょうか?」
踵のラインはスクエアで、左足つま先だけ少し開いて腰がターンしやすくなるようにすると良いです。
Q2:「キュッと両大腿を締める動きのタイミングを”実際のスイングに模して行う”には、どのタイミングでやるのがいいですか?」
両脚で地面を均等に踏めた辺りから、左脚を伸ばしながら同時に両腿をキュッと締めます。ということは、今回のドリルのうち、左のお尻を壁にくっつけて行なうボールヒットに向かってのドリルでは、スタート時点から両腿を左脚の伸ばしに同期させて締め始めます。
Q3:「左お尻を壁につけたままにしながらを拭き上げ掃除するには、かなり体力を必要とする感じ―前傾維持のままの感じーなのですが、これは正しい動き方なのでしょうか?」
はい、体重を上に持ちあげていることになるので、スクワットをやっているのと同じです。更に内転筋群を締めることでエネルギーを使います。よって、それなりに体力を消耗することになりますので、正しい動きを行っていても体力は使います。普段の生活では腕の重さや脚の重さなどを感じにくくなっています。腕は平均的には片腕で4kgもあります。そんなに腕が重いなんて感じませんよね。でも、腕はそれぐらいの重さがあります。同じように、バックスイングで下半身が正しく動けたなら、背骨を中心にターンすると、背骨の前側の重い内蔵やら両腕が右斜め上にあがってきます。これは体重の3分の1以上のものが、20cmぐらい上にあがってきたぐらいの動きとなります。ダウンスイングではこの重りが上にあがった位置エネルギーを下に落とすことで腰がターンするようにすれば、ゆっくり溜めたエネルギーを利用でき、その分ボールヒットのパワーに加算でき飛距離が伸びます。
C:「コーチの数あるドリルの中で、この顎の下に方が入り込むようなドリルがあればぜひブログで」
はい、そのうちに書いてみたいと思いますので、お待ちいただければと思います。
大森コーチ殿、お忙しい中、早速アドバイスいただき、ありがとうございました。ユックリから実際の速度になると、途端に崩れてしまうのが癪の種です。地道に繰り返すしかないようですね。また顎の下に肩、あるいは首を長く見せるのブログをものすごく期待しております。宜しくお願いします。前傾して、右に倒れないようテークバックすると肩が途中で止まってしまう欠陥をどう治せばよいのかも是非付け加えていただきたく楽しみにしております。
大森コーチ こんばんは。
今回もまた興味深いドリルをありがとうございます。
SWの時の前傾角度というのがまた興味をそそられます。
早速試してみました。
SW15yCのイメージでぴったりでした。
これも習慣に取り入れていきたいと思います。
さて、昨日のコンペでは前回の3ヶ月前のコンペから直前二週間の週末で2度(そのうち一度はSWのみ)しか練習が出来なかったのですが、自分的にはほぼベストな結果が出ました。
ドライバーもアイアンも方向も飛距離も良くなり、アプローチも大きなミスも出ずでした。
が、自宅の出発時刻を読み誤り、到着してからのパター練習が殆んど出来なくて44とスコアをひっぱり結果は自己ベストタイの122でした。
パターがあと一打でも少なければベスト更新になったのですが。
本当は早く着いてカップを見たままやオープンスタンスでのパター練習をしておきたかったのですが、SW15yC、パター風SW練習を優先して臨みました。
本当にパターが勿体無かったです。
これまでも時間には余裕をもって出ていたのですが、これからは更に余裕をもってゴルフ場に付くようにします。
C:「自宅の出発時刻を読み誤り、到着してからのパター練習が殆んど出来なく」
そんなにぎりぎりで、よくパッティング以外はうまくできたものだと感心します。時間に焦る気持ちがあるだけでリズムが速くなります。リズムが速いとトップが浅くなり、トップが浅いとしなりが少なくなります。そして、しなりが少なくなる分手打ちの要素が多くなってしまいます。なんだか風が吹くと桶屋が儲かるみたいな話になりますが、これはゴルフのスコアだけでなく、人生でも自分の能力を発揮するためには大切なことです。
ですから、絶対30分前行動です。思った時間というか約束の時間の30分前を目指して行動しましょう。
また、パッティングに関してマーク、ブロディー氏のおもしろい統計があります。それは、パッティングだけツアープロに代わりにやってもらったら、スコアがどれぐらい良くなるのかというこをさまざなま距離からのショットやパッティングの統計を使ってシミュレーションしたものです。それによるとスコアの平均が90台のプレーヤーでは、約4打縮まるという結果です。え、そんなにちょっと?と思いますよね。というのは、いくらツアープロに代わりにパッティングをやってもらったとしても、通常のツアープロがピンに寄せる距離に対して平均90台ではもっと遠くになってしまって、パッティングの技量の差が出なくなるということが類推できます。でも、もっと差があってもいいのではとつくづく感じますが、これが実際のデータからの結果です。
返信ありがとうございます。
何度か行った事のあるゴルフ場で朝食付きだったので普段よりも早く着いて朝食もゆっくり食べてと思って出発したのですが。
所要時間もナビとGoogleマップの両方で確認してたのですが…
何とか普段の練習場で行うウォーミングアップを行う事が出来た事と5組中の3組目だったのでその間にも身体を動かす事が出来たのが幸いだったと思っています。
これからは今まで以上に「絶対に集合時間の30分前には到着する」を心がけるようにします。
柱拭きドリル
連続して左右をやるのではなく、左右を分けてやる事にも意味があると感じてます。
また右を下げる時の「股関節」の意識はこれまでしてなかったのですが意識すると何か新しい感覚を感じてます。
パターは家でカップを見たまま練習が凄く良い感じで出来ていたのに本番で活用出来ずに残念でした。
(タッチ的には同伴者からも「良いタッチやなぁ」とは言われたのですが)
折角の練習を無駄にしないようにもゴルフ場には早く到着するようにします!
C1:「柱拭きドリル、連続して左右をやるのではなく、左右を分けてやる事にも意味があると感じてます。」
バックスイングとダウンスイングを明確にできるという意味で、左右別々に行なうこともかなり効果があります。
C2:「柱拭きドリル、右を下げる時の「股関節」の意識はこれまでしてなかったのですが意識すると何か新しい感覚を感じてます。」
実はこれば、トップに向かう切り返しの「間」の感じを作る動きです。
トップからいきなり右脚で何かをしようとするのではなく、まずは、両脚で高くジャンプするときの様に、重量で股関節を曲げてエネルギーを溜めつつ、股関節をたくさん動かすことができる曲がっているポジションに入ることが、両脚のパワーを最大に発揮できるために大切な動きです。バックスイングで右脚も左脚も伸びてくるので、切り返しではそれを一旦曲げて、パワーを出せる体勢を整えるという感じでしょうか。