From:古賀公治
尼崎テクノランドより、、、
こんにちは、ティーチングプロの古賀公治です。
今日はあなたに、
「ゴルフの練習は意味ない!と思うあなたへ」
について、お話ししたいと思います。
今日の話は短いです。
本題に入る前に。。。
ちょっとこんな話を聞いて下さい。
我々は着る。我々は食らう
昔の中国に、ある仏教の僧侶がいました。
その僧侶は若く、修行中の身でしたが
自分の師(先生)にこう質問しました。
「我々は毎日着物を着て、
食事をとらなければなりません。
ですがどうしたら、
このようなことから逃れられるのでしょうか?」
おそらく若い僧侶は、日々の生活で
毎日続けてやらなければならないことを煩わしく思って、
そのように質問したのでしょう。
その質問に対して、師はこう答えました。
「我々は着る。我々は食らう」
ですが若い僧侶は言いました。
「おっしゃる意味がわかりません」と。
それに対して師は、こう答えました。
「もしわからなければ、
お前の衣服をまとい、食事をとるがよい」
師の答えの意味
ちょっと内容的にわかりにくいかもしれませんが、
このお坊さんの師匠が言いたかったのは。。。
自分たち人間は、有限な存在である。
時間と空間を離れて生きることはできない。
自分たちがこの世に生きる者であるかぎり、
生きる煩わしさから逃れることはできない。
生きる煩わしさから離れて、悟ることはない。
もし、寒い中で服を着なければ、
腹が減っても食べたり飲んだりしなければ、
おまえは死んでしまうだろう。
死んでしまっては、
そもそも悟ることなどできない。
であるならば、衣服を着て、飲みかつ食べなさい。
抽象的な中でいきなり悟ろうとはせず、
そうした具体的な生活の中に、
自由になる悟りの道を求めなさい。
おそらくですが、このようなことを
若い弟子に伝えたかったのではないかと思います。
我々はクラブを振る。我々はボールを打つ
ここまでお話ししたのと似たようなことを
私がゴルフを教えていても、言われることがあります。
「短期間でゴルフが上手くなれる方法を教えて下さい」
「練習時間が少なくてもゴルフが上手くなる方法はありませんか?」
これはまさに、冒頭の若い僧侶と同じで、
「我々は日々、上達のために
ゴルフの練習をしなければなりません。
ですがどうしたら、
このようなことから逃れられるのでしょうか?」
そのように言っているのと、
何ら変わりないのではないでしょうか?
これに対する私の答えは。。。
「我々はクラブを振る。我々はボールを打つ」
「もしその意味がわからなければ、
クラブを持って振り、ボールを打つがよい」
最近私が何度も繰り返し申し上げているように、
ゴルフというのは
「出来るが先、理解は後」
です。
もちろん、人から教えられた何か抽象的な理論から
ゴルフを学んで上達することもあるでしょう。
それは否定しません。
ですが多くの場合、本当の学びというのは
この世でなすべきことをなしていることの中でしか
得ることができないのだということ。。。
そんなことが、今日のお話の中から
少しでも感じ取っていただけたのなら嬉しいです。
今日はこんなところにしておきます。
もし疑問については、コメントいただだいたものから
お答えできる範囲で順次お返事を書いています。
画像付きでないと説明が難しいものについては
お答えできないことがあることをご承知ください。
なおお読みになった方は、
そちらについても再度コメントをいただけると
「既読」かどうかが私から見てもわかるのでありがたいです。
それでは、今日はこのへんで。
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努力が足りないことを痛感。日々実践不足です。
改めて「努力に勝る天才なし」を感じる。
既読
先ずはクラブを振る。その中から理論が発生するのでわ?