From:小原大二郎
千葉のゴルフ場より、、、
こんにちは、
小原大二郎です。
「段取り八分」って言葉知っていますか?
何事も、成功するかどうかは
8割くらい準備が重要だ、という意味の言葉です。
私は、ゴルフでも
段取りがショットの成功率や
アプローチでどれだけ寄るかを決めていると思います。
例えば、熟練ゴルファーは
言葉にはしませんが、
無意識で
どんなことを事前にやっておくか?
ショット前にどんなことをするべきなのかを知っています。
例えば、砲台グリーンではそれが顕著にでます。
砲台グリーンアプローチでの準備
ご存知とは思いますが、
砲台グリーンとは、フェアウェイよりも高い位置にあるグリーンのことです。
グリーンの地面がこんもりしていて、
カップやピンが見えなかったり、
傾斜がきつくて、乗ったかと思いきやこぼれてしまったりします。
砲台グリーンが難しい理由。
それは、カップ周辺の傾斜具合が
打つ前にわからないからです。
先程、段取り八分の話をしましたが、
通常のグリーンなら、
ボールを打つ前にグリーンの傾斜を
今いる場所から見て、把握することができます。
しかし、砲台グリーンだとそれがわかりません。
そのため、わからないまま
「えいやっ」
という風にアプローチをして怪我をする人がとても多いです。
これを車の運転に例えると
まるで、先が見えない急カーブに
高速で突っ込んでいくようなものです。
なので、事前にグリーンの形状や大きさ、ボールを落とす位置をしっかりと把握しておくことが砲台グリーンの成功のための段取りです。
砲台グリーン手前でやるステップ
砲台グリーンでショットを打つ前にやることがこちら。
・グリーンの形状がしっかり見えるところまで近づきます。
・障害物あるなし、グリーンの傾斜を確認
・球の高さ、ランをどれくらい出すショットを打つか決めます。
・ボールの落とし所を決めます
・落としどころとボールまでの距離を歩測します
こんな準備を事前にするだけでも
砲台アプローチのミスを減らすことが出来ます。
打つアプローチのイメージをより具体的にすることで
砲台グリーンでの往復ビンタを避けることができるでしょう。
グリーン周りまできているのに、遠回りはもうオシマイです。
さらに言えば、、、
砲台グリーンだとどうしてもボールをあげようあげよう、
と思って、アプローチをすることで
ダフリ・トップが出てしまうというときもあるでしょう。
砲台になっている、ボールをあげなくては
という意識をなるべく抑えて
普段からやっている
ビジネスゾーンのスイングを意識することで
より確率の高いアプローチを実践することができるでしょう。
ビジネスゾーンの実践も
ラウンドの「段取り」です。
ぜひ段取りや準備の基本を見直してみてください。
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