From:江連忠
宮古島の自宅より、、、
こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
さて、今回は、
「誤解してませんか?ゆっくり30秒スウィング」
というテーマで、お話ししたいと思います。
以前から私がことあるごとに紹介している
1回30秒かけて行うゆっくりスウィング
のことを、あなたは覚えているでしょうか。
このドリルはとても有効なのですが、
誤解をしている人がいらっしゃいます。
それは一体、どのような誤解か?
ゆっくりスウィングで大切なこと
ゆっくりスウィングを行っていただく上での
最大の誤解とは
むやみやたらに回数をこなせば
自然にスウィングが良くなる → ×
ゆっくりスウィングは
そうしたドリルではありません。
行う上で一番大切なのは、
・どこをどう意識しながら行うか
・ゆっくりスウィングの実践中に、何を感じるか
何よりこれが、大切なんですね。
そしてさらにもう一つ
とても重要なポイントがあるんですが。。。
それは一体、何だと思いますか?
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(おそらく聞けば「なーんだ」と思うことなんですが)
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もう一つの重要ポイント「良いアドレス」
当たり前ですが、
姿勢の悪いアドレスからスタートしても
なんの意味もないからです。
ということで、
まずは良いアドレスを心がけてください。
姿勢良く、重心の低いアドレスから
ゆっくりとテークバックを開始します。
ここで一つ注意点。
動き出すのは、手ではなく、
右への重心移動からです。
それにつられるように、
手や腕の力を極力抜きながら
腹筋、背筋でクラブを上げていきましょう。
その後、右股関節にしっかりと上体が乗った所が
トップとなります。
まずはここまでのトップの動きを
体で確認していきましょう。
切り返しも左への重心移動から
さて、問題はここから。。。切り返しです。
切り返しも必ず、
左への重心移動から開始します。
右股関節から左股関節へ重心を移す時に、
上体に無駄な力が入っていなければ、
重力で体が沈み込む感覚に気づくでしょう。
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・
どうでしょう。
この沈み込み、気づきましたか?
この重力による体の沈み込みがあってこそ、
エネルギーを余すことなく
ボールに伝えられるのです。
スウィングの一連の動きの中で
ポイントとなる各箇所で
体のどこに負荷がかかるのか?
それを、体で感じること。
クラブの動きを完全にコントロールして
その負荷を感じるには、どの筋肉を使うべきか?
こうしたことがわかるようになったら
「一人前」と言って良いでしょう。
この動作が楽ちんだったら…
このゆっくりスウィングをお伝えすると
「こんなの簡単です!」
「簡単に分かりました!」
そうおっしゃる方が、時々いらっしゃいます。
ですが、ちょっと待ってください。
それはかなり、疑わしいです。
実際のところ、一回終わった時に
「ゼーゼー」と息がきれるくらいでないと
やる意味がないと思ってください。
おまけにプロゴルファー達は、
このゆっくりスウィングを
重いバットを使って、行っています。
重いバットでスウィングしながら
全神経を研ぎ澄ませて。。。
体のどこをどう動かせばよいかを考えながら
じっくり取り組んでいます。
そもそも、プロゴルファー達が真剣に
取り組んでいる練習です。
それなのに、アマチュアのゴルファーが
簡単にできるなんて、そんなはずはありません。
厳しい言い方ですが、
簡単にできたという程度の練習なら
やる意味はありませんから。。。
もちろん、アマチュアの皆さんは
普段使っているゴルフクラブで十分ですので、
ぜひ取り組んでみてください。
ゆっくりテークバックをして、
体の体重移動を感じながら、クラブの動きを
完全にコントロールしていきましょう。
はじめはきつく感じるかもしれませんが
効果の高い筋力トレーニングでもありますし、
チャットやれば、確実に結果が出る
ドリルであることは保証します。
ぜひ、お試しください。
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真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。
ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
江連忠でした。
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