From:江連忠
宮古島の自宅より、、、
こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
さて、今回は、
「傾斜地からのショットが苦手なあなたへ」
というテーマで、お話ししたいと思います。
今日ご紹介するドリルは、
ほんのちょっと難しいかもしれませんが
やれば効果てきめんです。それは。。。
ダフりを恐れる人に足りていないもの
ちなみに前回と前々回は
ダフリについての話を中心にお話ししましたが、
なぜ、ダフりたくない時に限ってダフるの?
↓
https://g-live.info/click/210824_nikkan/
ダフりが怖い人にはコレが足りてません
↓
https://g-live.info/click/210831_nikkan/
これらのご紹介した内容が少しでも
お役に立てればうれしいのですが
今日の話はダフリ対策にも通じる話で、
・ダフらないだけでなく
・斜面での打ち方も上手くなり
・さらにはスウィング軸も太くなる
そんな「一石三鳥」のような話になります。
さて、もしあなたが傾斜地からのショットが
苦手だとしても。。。
そもそもゴルフでは、同じ足場で球を打つことは
ほとんどないわけです。
「平らな所でなければ打てません」
ということでは、実際にコースに出たら
大変な思いをするのではないかと思います。
ということで、傾斜地に強くなるために
あることが重要なんですが。。。
それは何だと思いますか?
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ダウンスウィング時にかかる重力
実は、ダウンスウィング時にかかる重力に対して
敏感になることで、ダフりにも強くなりますし、
傾斜地にも強くなれます。
それに敏感になるために有効なのが、
両ひざつき打ち
というドリルになります。
「両ひざつき打ち」の名前の通り、
立て膝で構え、クラブを振っていくドリルです。
ですが、ちょっと(もしかしたら、かなり)
難しい部類のドリルになるかもしれません。
というのもこのショットドリル、
プロがやっても最初は上手く当たらず、
手前をダフります。
両膝をついている分、軌道がフラットになるので
ダウンスウィングの途中で予想外の重力がかかり、
クラブが早く落ちてしまうんですね。
ですが、これこそがこのドリルの利点です。
この「重さ」を、構えた時に感じ取ることができると、
ダウンスウィング時にかかる重力に敏感になり。。。
斜面からのショットでも、傾斜の度合によって
クラブをどう振れば良いかの察しが
つくようになる、というわけです。
遠心力に負けない「求心力」を
ですがそれだけでは、当てることができたとしても
遠くには飛ばせません。
例えば5番ウッドで200ヤード飛ばしたいとしたら、
それにはクラブと体が引っ張りあうことが必要です。
今日ご紹介している「両ひざつき打ち」のような
フラット軌道になると、通常よりも強い遠心力が
クラブには発生します。
するとその遠心力に負けない
求心力が必要となるわけです。
求心力とは「遠心力に逆らう力」のことを言います。
とはいえ、力んだりしろというわけではありません。
求心力を得るためには。。。
腹筋・背筋のパワーでクラブを振る
そうすることで、そこに求心力が生まれて
クラブとの綱引きに負けない力となりるわけです。
斜面に強くなるだけではない
「両ひざつき打ち」ドリル。。。
少し難しい練習かもしれませんが
ぜひ、お試しください。
真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。
ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
江連忠でした。
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