江連流・グリーンタイプ別アイアンの攻め方

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2022.06.07
ezure

From:江連忠
宮古島の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

さて、今回は、
 

 「江連流・グリーンタイプ別アイアンの攻め方」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

なんだかずいぶん大げさなタイトルですが。。。

前回のメールマガジンで

前回、2段グリーンの攻め方について
お話をさせていただきましたが、

2段グリーンで3パットしたくないあなたへ

https://g-live.info/click/220531_nikkan/

 

これについては基本、
ピンのある段に球を止めましょうという話でした。

その流れで、
「じゃあ具体的にどう攻めるのか?」
という話なんですが。。。
 

まず、ピンが下の段にある場合。。。
 

この場合は距離が短いので、スピンの利いた球で
ピンをデッドに狙いたいですよね?

そして間違っても、奥の段に乗せるというミスは
したくありませんので、
 

 オーバーしないように攻める
 

これを前提として、考えましょう。

2段グリーン、ピンが上の段なら

それに対して、ピンが上の段にある場合は。。。
 

傾斜は上りになるわけですから、
ランを使いたいですね。
 

特にグリーンが大きな場合、
手前と奥で40ヤード以上違う場合もあります。

当然距離が長く、長い番手のクラブになりますから
スピンの効いた球は打ちにくくなるでしょうし、

更に突っ込みすぎてグリーンをオーバーすると
下りの逆目で、距離もなく難しいアプローチが残ります。
 

こうした嫌な状況だけは、避けたいですよね。
 

ここまでを踏まえて、僕の場合で考えると。。。
 

同じ130ヤードでも
ピンが下の段なら、PWのフルショット。

ピンが上の段なら
9アイアンのスリークォーターショット。

 

こんな目安になると思います。

スリークォーターショットだと、
若干低めのランが出る球になりますからね。

左右の打ち分けは?

では、ここに左右の打ち分けが加わると、どうでしょうか?
 

左のピンはグリーンセンターからドロー。

右のピンはフェードに打ち分ける。
 

そんな人もいらっしゃるかもしれませんね。
 

ですが僕の場合は、使用クラブによって
攻め方を変えることが多いです。
 

 ・3、4、5アイアンはフェード

 ・6、7アイアンはストレート

 ・8、9アイアン、PW、そしてショートウッドはドロー
 

こうしてクラブの性質を生かして、
「残り130ヤード」で「ピンは右手前」
例えばそんな状況なら。。。

PWのフルショットで
 ピンとカラーの間を狙ってのドローショット

 

それに対して「残り205ヤード」「ピンは右奥」
そんな状況であれば。。。

4アイアンでピンとセンターの間を
 フェードショットで狙っていく

 

といった感じになります。
 

前回もお話したように、2段グリーンの攻め方に
マニュアルなどは存在しません。
 

ですが、自分なりの組み立て方、攻め方は
準備ができるわけですので、
その点を考えて、やってみてください。
 

ぜひ、お試し下さい。
 
 

 真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。

 ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
 
 

江連忠でした。
 

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江連忠
江連忠ゴルフアカデミー(ETGA) 所属 1968年東京都生まれ。 中学高校と故・棚網良平プロに師事。アメリカの3大コーチのひとりであるジム・マクリーンの元で学び日本初のマスターインストラクターを取得。 プロを教えるプロとして日本の第一人者となる。 教えたプロは片山晋呉、伊沢利光、星野英正、諸見里しのぶ、上田桃子など、賞金王やツアー優勝プロを含むツアープロが多数。1996年に、ゴルフダイジェスト社のレッスン・オブ・イヤー受賞。「江連忠ゴルフアカデミー(ETGA)を主宰し指導にあたっている。 2016年、長年のゴルフ界への貢献が認められ、皇室から賜る宮賞「日本三大賞」のうちの一つである「東久邇宮記念賞」を受賞。
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カテゴリー: アイアン, アプローチ, メルマガ, 新着メルマガ | 投稿日: | 投稿者:
江連忠

江連忠 について

江連忠ゴルフアカデミー(ETGA) 所属 1968年東京都生まれ。 中学高校と故・棚網良平プロに師事。アメリカの3大コーチのひとりであるジム・マクリーンの元で学び日本初のマスターインストラクターを取得。 プロを教えるプロとして日本の第一人者となる。 教えたプロは片山晋呉、伊沢利光、星野英正、諸見里しのぶ、上田桃子など、賞金王やツアー優勝プロを含むツアープロが多数。1996年に、ゴルフダイジェスト社のレッスン・オブ・イヤー受賞。「江連忠ゴルフアカデミー(ETGA)を主宰し指導にあたっている。 2016年、長年のゴルフ界への貢献が認められ、皇室から賜る宮賞「日本三大賞」のうちの一つである「東久邇宮記念賞」を受賞。

 

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