From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
今日は、練習嫌いのあなたが練習がしたくなる方法についてお話しします。
ですがその前に、なぜあなたが練習をしたくないのか?
まずはその理由を明確にする必要がありますね。
■しっくり来ない練習
「小原先生、私、この●●の練習をやっているんですけど、
最近イマイチ手応えがないんですけど。。。」
そう言ってやって来たのはレッスン4回めのOさん。
ゴルフ歴25年で60代の男性です。
スコアはまだ110前半といったところですが、
最近私が見させてもらってから少し感覚をつかんだみたいで、
毎回のレッスンを笑顔で受けていらっしゃいます。
Oさんが言ってきたその練習は、
以前に読んだレッスン書で紹介されていた練習法だったそうです。
気に入ってずっと続けていたのですが、、、
近年になって、何となく違和感を感じるようになってきたとのこと。
確かに、練習の方法としては悪くなかったのですが、、、
一言で言って、
「年齢に合っていない」
練習だったのですね。
■「みなさん」向け練習 VS 「あなた」向け練習
どうしても年齢を重ねると、
その年齢に適した練習、適さない練習というのが出てきます。
そこで無理をして練習を続けると、結果が出ないことはもちろん、
身体を壊してしまうことだって考えられます。
これは仕方のないことですが、ゴルフの教材に書かれていることというのは、
どうしても一般的に受け入れられるようなことしか書けません。
どうしても「みなさん」向け練習になってしまうんですね。
特に、年齢が上の人に教えた経験が少ない指導者ですと、
そうなる傾向が強いようです。
たいていはほとんどの指導書や教材は、
「1万人の読者に伝える」ということを前提に書かれています。
もちろん、多くの人に受け入れられなければいけないので、
そうなってしまう気持ちもわからないわけではありません。
しかし、それが先ほどのOさんのような、
年齢を重ねることによる「練習の不一致」を生んでしまったのですね。
これでは練習をしても逆効果で、
「練習をしたくない」となってしまっても仕方ないと
私などは思ってしまいます。
■続けるコツは「あなた」向け練習
思うのですが、練習を続けられるかどうかは、
その練習がどれだけ
「あなた」向けの練習
であるかどうかにかかっていると思うのです。
もちろん、私も不特定多数の方に見ていただく教材を
世に送り出している身としては、正直ジレンマでもあるのですが。。。(汗)
でも逆に、その練習を受け取るあなたにお伝えしておきたいのは、
何かの練習法やレッスン指導書を見た時に、
「この練習は私のためのものだろうか?」
この問いかけを、一度でもいいので
していただくのがいいのではないかと思います。
もちろん、教材を世に送り出す側にも責任はあります。
しかし、
「受け取る側がそのような心持ちでいるかどうか」
このことも、練習が機能して、
継続できるかのカギになってくるのではないかと、
最近よく感じるのです。
ちなみに、先ほどのOさんには、
年齢に合わせた同じような種類の別の練習法をご紹介したところ、
「これなら毎日続けられそうです!」
と言ってくださいました。
これからも続けていただけるといいのですが。。。
またメールします。
小原大二郎
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