「技」9番アイアンハンドアップ転がし

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2017.03.05
ohmori

From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は

 「技・9番アイアンハンドアップ転がし」

というお話をさせていただきます。

グリーンまわりでの鉄則は、まずはパターで転がせないか、
それがだめなら、アイアンなどで転がせないかと、
とにかく転がせれば転がします。

転がしがだめなら、サンドウエッジをパター風に使って
ボールをあげられないかとなります。

そして、それでもだめなら、サンドウエッジのノーマルショット、
それでもだめならサンドウエッジでロブショットなどとなります。

そこで今回は、アイアン、特に私は9番アイアンをおすすめしますが、
この9番アイアンでの転がし方の一番簡単な方法をお伝えします。

その名も「9番アイアンハンドアップ転がし」です。

と、その話の前に。

二点ほど、業務連絡です。

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では、話を戻します。

私がお勧めするショートゲーム3点セット

以前、「パター風SWショット」について
お伝えしていますが、同じノリです。

おさらいになりますが、私のコーチングのショートゲームでは、
実際のラウンドででくわすいろいろな状況に、
うまく対応できるための技をお伝えしています。

トーナメントプレーヤーのように、
毎日芝の上でグリーンに向かって練習はできないとか。

芝にご対面するのは、月に一回ぐらいということもあるでしょう。

そんなに練習できないとしても、ご安心ください。

私のコーチングでの
「グリーンまわり楽々3点セット」
というものがあります。

今回はその3点のうちの一つ、
「9番アイアンハンドアップ転がし」をお伝えします。

ちなみに「グリーンまわり楽々3点セット」とは次の3つです。

(1)「9番アイアンハンドアップ転がし」

(2)「パター風SWショット」

(3)「魔法の距離10cmバンカーショット」

「9番アイアンハンドアップ転がし」

「9番アイアンハンドアップ転がし」は、ようするに、
短く持ってハンドアップにして、パターのつもりでヘッドのトウ寄りに
ボールをヒットさせるようにストロークするだけです。

そして、ハンドアップでフェースが右を向いた分、
フェースを左にまわして閉じます。

そうすると、フェースがターゲットを向くばかりか、
ロフトが立って、転がりやすくなります。

簡単でしょ。

そうなんです、話しているよりも、
やってみるのが一番手っ取り早いです。

お家にあるパターマットでいいので、
「9番アイアンハンドアップ転がし」をやってみましょう。

9番アイアンがまるでパターの様に使えて、
パターもいらないぐらい、
まあまあうまくボールを転がせるものです。

2017-0305_1
 
 

では、また。
 

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「ええー。大森さん! もう終わりですか!!!」
 

まあ、最後にイラストも載せましたし、
まずはここまでの内容でぜひ一度やっていただきたいですね。

とはいえ、なんで9番なのかとか、
その辺のことをもう少し詳しく知りたいという方も
いるかもしれないなと。

ですので、もう少し詳しい話を続けてみようと思います。

では、お時間がある方は、続きをどうぞ。

一般的な転がし方法の罠

ここで、一般的な転がし方法には罠があるので、
その罠とは何かについてお伝えしておきます。

よく言われるのは、ボールを転がすときは、
ボールを右足寄りに置いて、ロフトを立てて転がすとされています。

しかし、その方法では転がりが悪くなります。

なぜって、だってボールが右足寄りということは、
その分下降軌道であるダウンブローにはいるからです。

そして、ダウンブローになるほど、
バックスピンはかかりやすくなります。

ということで、よく言われるボールを右足寄りに置いて
転がそうとすることは、転がりが悪くなります。

転がりが悪いということ、すなわちタッチが合いません。

ハンドアップではどうなる

では、ハンドアップの場合はどうかというと、
これが良く転がります。

なぜかというと、ロフトを立てる動きとして、
ボールを右足寄りに置くわけではないからです。

先ほどお話ししたように、
シャフトを立ててフェースを左に回すことでロフトを立てるだけなので、
ボール位置はあまりかわらず、ダウンブローがきつくならないからです。

さらに、9番アイアンではバリエーションが広い

さらに、9番アイアンではバリエーションが広くなります。

ずばり言って、ボールに近づいてフェースが右を向いた分
フェースを閉じるほど、ロフトが立ってキャリーが減りランが増えます。

このメカニズムをもう一度確認させていただきます。

ボールに近づくほどハンドアップの度合いが多くなり、
その分シャフトが立ちます。

ボールから遠く離れてみるとわかりますが、
遠くへ後ずさりするほど、手元は高くはできません。

ボールから離れるほど、手元は低くなって、
シャフトは自分側へ倒れてきます。

ボールに近づくということは、その逆になります。

ですから、ボールに近く立つほど、
シャフトは立って、手元は高くなります。

手元が高くなった分、シャフトを短く持ってもいいです。

あまり手元が高いとストロークしずらいので、
気持ちよく楽にストロークできる高さまで、グリップを下にずらせてきます。

ようするに、クラブを短く持つことになります。

ボールに近づきながら、クラブを短く持っていくようにすればいいです。

しかし、姿勢が高いほうが腰が楽だとうことも多いので、
ハンドアップとしています。

ですから、姿勢を高くしないなら、ハンドアップではなくて、
ヒールアップ転がしと言う言い方もありです。

また、シャフトが立つということは、
シャフトがボール方向へ倒れることになるので、
フェースはロフトで右を向きます。

そのハンドアップでボールが右を向いた分、
手の中でクラブを回してフェースがターゲットを向くようにします。

これは、フェースを閉じてセットすることになるので、ロフトは立ちます。

このように、どれだけボールに近づくかによって、
キャリーとランの割合をいろいろ調整できるので、便利です。

これが、ピッチングになると、転がせる範囲は極端にせまくなります。

そして、8番アイアンより長くなると、
こんどはキャリーできる範囲が狭くなります。

9番アイアンがキャリーとランの割合を、
ボールとの距離で調整するには、一番適用範囲が広く、便利です。

いろいろなクラブで転がすことはできますが、
まずは9番アイアンでいろいろ転がしのバリエーションを会得しましょう。

それができて、さらに時間があるなら、他のクラブでの転がしも練習しましょう。

いくら転がすといってもダフりたくない

ところで、いくら転がすといってもダフりたくありません。

ですから、ダフリそうな状況である、ボールが芝に沈んでいるとか、
さらには、少し窪に入っているとか、
そして、ディボットにある場合の対処方法があります。

それは、左足に多めに体重を乗せることです。

そうすることで、ダウンブローが強めになり、
クリーンヒットさせやすくなります。

ここで、ジレンマが発生します。

そうです、転がりの良さと、クリーンヒットしやすさは、
相反することの選択となります。

しかし、いずれにしても、クリーンヒットしないことには、
タッチは合うはずはありません。

ですから、ダフリそうな状況では、その分転がりを犠牲にして、
左足に多めに体重をのせることで対処します。

ボールに近づける限界は

ボールに近寄るほど、ロフトが立つことになって、
キャリーが減ってランが多くなりますが、ボールに近づくには限界があります。

それは、両目のラインがボールの真上までということです。

これは、パターにも言えることですが、
両目のラインがボールよりも外に出てしまうと、
急激に引っ掛けやすくなります。

ですから、両目を結んだラインとボールの関係は常にチェックしながら、
ボールに近づく程度を調整するようにしましょう。

また、ゴルフはボールに近いほど簡単になります。

逆に言えば、ボールから離れるほど難しくなります。

単純に、一番短いクラブであるサンドウエッジは、
一番長いクラブであるドライバーより簡単にボールに当てることができます。

シャフトが短ければボールに近くなり、長ければボールから遠くなります。

ということは、「9番アインハンドアップ転がし」で
ボールを多めにキャリーさせなければならない場合ほど、難しくなります。

キャリーを多くさせるためには、ボールから離れることになりますから。

足踏みを忘れずに

足踏みを忘れずにやりましょう。

ボールにヘッドをセットしたら、
足踏みをして気持ちよく振れそうな足場を探します。

それが、構えたクラブの形での最適なボール位置となります。

ですから、足踏みは絶対に忘れないようにしっかりやりましょう。

その他意識する点

その他に意識すると良い点は、つぎの3つです。

(1)グリップはパッティングと同じでも、
   ショットと同じでもどちらでも良いが、
   短い転がしならパッティングと同じにしたほうが良い

(2)ボールは転がしたいほど左脚寄りだが、
   その分ダフりやすくなる

(3)ボールが沈んでいるなら左脚に多めに体重を乗せるが、
   その分バックスピンが多くなり転がりは悪くなる

グリーンを狙うショットの鉄則

グリーンを狙うショットの鉄則は、ファーストバウンドがグリーン上で、
一番長く転がるショットを打つことです。

まず、グリーン面がグリーン以外よりは安定していて、
イリーガルバウンドなどになりにくいです。

また、転がりの安定性も、グリーン上が通常は一番良い状態となっています。

ですから、まずは、グリーンに最初に落とすということが、
予測可能なショットになります。

そして、できるだけ転がせたほうが、距離感は合いやすいです。

ということは、グリーンエッジにできるだけ近いグリーン面に
キャリーさせることが狙いどころとなります。

しかし、ここで、考えておくべきことがあります。

それは、自分自身のショットでのキャリーの正確性ということです。

どれぐらいキャリーがずれそうかは予測して、
その分グリーンエッジからグリーンの中心に向かって
狙い所をずらせた狙いの定め方が重要です。

通常ショット、たとえば100y以上からのショットでは、
ハンデがゼロよりも高い場合には、
グリーンセンターにボールが止まることが狙いです。

しかし、今回のお話は、グリーン近くからのアプローチショットですので、
狙うのはピンです。

ピンは残すのか抜くのか

ピンは残すのか抜くのかの判断は重要です。

パターの場合は絶対抜かなければなりませんが。

アプローチでは、プレーヤーの判断で、
残すのか抜くのかのどっちかを選択することができます。

そこで、どんな場合にはどうしたらいいのかということになります。

ずばり、上りならピンは抜いて、
下りでは残したままが総じて有利です。

ま、これはあくまでも目安ですが。

理由は、上りでは、ホールの奥は壁が高く見えますから、
ボールはホールを飛び越えにくくなります。

そして、むしろ、ピンがあることで、
強めのボールがはじかれてホール・インできない可能性が高くなります。

しかり、下りでは、ホールの奥の壁は低く、
ボールは通り過ぎてしまいやすい状態です。

そのため、ピンを残しておくことで、
ピンに当たって弾かれるというよりも、
ピンに当ってホール・インしやすくなります。

転がしはおもしろい

いずれにしても、たかが転がすとはいえ、
簡単に転がせる方法があったり、いろいろ罠があったりと、
おもしろいものです。

ぜひ、「9番アイアンハンドアップ転がし」と仲良く付き合いましょう。

絶対、良い結果が付いてきます。

だって、私が伝授した方々は、
この「9番アイアンハンドアップ転がし」で、
笑いが止まらないらしいですから。
 
 

ちなみにこの「9番アイアンハンドアップ転がし」を
直接レッスンしてほしいという方は、下記のレッスンへどうぞ。
 

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これで、今日は本当のおしまいです。

では、また。
 

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大森 睦弘
大学卒業後、世界でも有数な大手電機メーカーに勤務。社内の中央研究所や外部機関の客員研究員(東京大学)など、研究開発に従事。その類まれな分析力と強靭なメンタルは、ビジネスでの成功だけにとどまらず、スポーツでも発揮。国民体育大会アルペンスキーで優勝など、その競技力と長年の指導実績から、神奈川県アルペンスキーコーチとしても活躍。 その後、会社を早期退職し、ゴルフのインストラクターを養成するコースを卒業。卒業と同時に、コーチとして、プロ、ジュニアや一般の方々へのコーチング、ツアーキャディーなど、幅広い層に対するコーチングを行った。特にメンタルテストで「トップアスリートとして通用するレベル」と診断され、その強いメンタルを作りあげた経験を元に、メンタル面のサポートも行う。 現在、フリーのコーチとして独立。一般の方の本当の気持ちになって、どんなことでもとことん説明するなど、今まで納得できなかったと言われたことにも、やさしく解説することを信条としている。さらに、分析能力の高さを生かしてコーチングの仕事に従事するかたわら「ゴルフでのからだの使い方」をやさしく紐解くことで、ゴルフを普及させる活動を行なっている。
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カテゴリー: アイアン, アプローチ, メルマガ, 新着メルマガ | 投稿日: | 投稿者:
大森 睦弘

大森 睦弘 について

大学卒業後、世界でも有数な大手電機メーカーに勤務。社内の中央研究所や外部機関の客員研究員(東京大学)など、研究開発に従事。その類まれな分析力と強靭なメンタルは、ビジネスでの成功だけにとどまらず、スポーツでも発揮。国民体育大会アルペンスキーで優勝など、その競技力と長年の指導実績から、神奈川県アルペンスキーコーチとしても活躍。 その後、会社を早期退職し、ゴルフのインストラクターを養成するコースを卒業。卒業と同時に、コーチとして、プロ、ジュニアや一般の方々へのコーチング、ツアーキャディーなど、幅広い層に対するコーチングを行った。特にメンタルテストで「トップアスリートとして通用するレベル」と診断され、その強いメンタルを作りあげた経験を元に、メンタル面のサポートも行う。 現在、フリーのコーチとして独立。一般の方の本当の気持ちになって、どんなことでもとことん説明するなど、今まで納得できなかったと言われたことにも、やさしく解説することを信条としている。さらに、分析能力の高さを生かしてコーチングの仕事に従事するかたわら「ゴルフでのからだの使い方」をやさしく紐解くことで、ゴルフを普及させる活動を行なっている。

 

「技」9番アイアンハンドアップ転がし」への7件のフィードバック

  1. てつ

    大森さん、いつもありがとうございます。

    「9番アイアンハンドアップ転がし」と「パター風SWショット」は
    打ち方は同じなのですか?

    同じ打ち方だけど、クラブのロフトとハンドアップの度合いで
    高さやランを調整するのでしょうか?

    それとも打ち方が何かちがうのでしょうか?

    返信
    1. 大森 睦弘大森 睦弘 投稿作成者

      Q:「「9番アイアンハンドアップ転がし」と「パター風SWショット」は打ち方は同じなのですか?」

      基本的には同じです。ただ、クラブが違うので、打ち出すボールの性質がことなります。ですから、セットアップではその打ち出すボールの性質をさらに強調させた姿勢にします。「9番アイアンハンドアップ転がし」はボールを転がすことが目的ですので、転がりやすいように、ハンドアップしてフェースが右を向いた分フェースを閉じ、ハンドファーストにはあまりしないで、重心もあまり左脚に乗らず、両脚均等が基本です。ところが、「パター風SWショット」では、ボールを止めたいので、ハンドアップはほとんどやらないし、最初から左脚に7割体重を乗せます。

      しかし、「9番アイアンハンドアップ転がし」でボールを転がしたいとはいえ、ボールが芝に沈んでいるなどの状況なら、ダウンブローをきつくしていくために、左脚に多めに体重を乗せて、その分体全体が左に傾いた分だけダウンブローをきつくするように微調整は必要となります。

      ショットのバリエーションとしては、サンドウエッジを使っても9番などを使っても、短く持ってハンドアップにしてボールに近づくほど、ロフトは立てることになるので、キャリーは減ってランが増えます。

      また、ラフなら指が白くなるぐらいしっかり握れば、結構出ます。

      また、通常ショットではで球の高さはロフトの半分ぐらいです。理由はセットアップでハンドファーストにしていることと、ダウンスイングでしなって右手甲側へ折れるヒンジができる分、ロフトが減るからです。ところが、この「9番アイアンハンドアップ転がし」と「パター風SWショット」では、で球はロフトなりに近くなるので(サンドではハンドアップ分はロフトより低い)どちらも出球は高めになります。そして、ロフトが立つ分バウンスが出ます。雨の日の砂が固くなったバンカーでも、サンドウエッジや9番でクリーンヒットさせる技に使えます。そして、バウンスが出ている分、ダフっても滑って助かります。というのは、「9番アイアンハンドアップ転がし」と「パター風SWショット」では軌道が浅いので、バウンスがガツンと砂にあたらないからです。顎が低ければ9番でもいいし、顎があるなら、サンドでハンドファースト度合いを減らせばその分高くあがります。ただし、ダフリやすくなります。などなど。バリエーションに関して書き始めると切りがないので、また、別の機会にでも小出しさせていただくことにしたいと思います。

      返信
  2. あきひろ

    大森コーチ、こんばんは。

    本日のラウンド、昨日から風邪をひいてしまって残念ながらベスト更新とはいきませんでしたが、パター風SWショットのお陰でグリーン回りの点数というか出来は素晴らしかったです!
    バンカー越えでも「練習の時にあれだけ上に飛んだのだから大丈夫」と落ち着いて打ったら綺麗にバンカーを越えてオンする事が出来ました。
    これまではグリーン近くからがダフりにトップにと「あれ?」の連続だったのですがパター風SWショットでは力加減のミスもありましたが、ダフっても刺さり過ぎない、トップしても飛び過ぎずで助けられました。
    それ以外は本当に素晴らしく、それをスコアに繋げられなかったのが残念でした。

    12月以来、3ヶ月振りのラウンドでその間、練習場での練習も二回しか出来なかったのですが自分なりには本当に上出来でした。

    今度は9Iハンドアップ転がしも練習してグリーン廻りの技を増やしていきたいと思います。
    グリーンを外してもグリーンに近付くだけで安心出来たのは本当に今後の大きな支えに出来ます。
    ありがとうございました。

    返信
    1. 大森 睦弘大森 睦弘 投稿作成者

      とにかく、「パター風SWショット」でご経験された以上に、「9Iハンドアップ転がし」は劇的に簡単ですので、どんどん実践投入してください。いきなりやっても、まあまあうまくいきます。それだけ簡単ですから。また、注意点としては、ボールはヘッドのトウ寄りにヒットさせるようにしてください。ようするにヘッドの一番低いところから、スコアライン2本分ぐらいの高さのところにボールの赤道をヒットさせるイメージを持てば、自然にトウ寄りにボールをセットできます。

      返信
  3. stampylake

    大森コーチ殿、本日の、「9番アイアンハンドアップ転がし」に昨シーズンどれほど助けられたか、感謝・感謝の一言に尽きます。昔からなんとなく知ってはいたのですが、コーチの本日の詳細解説、レッスン会やDVDの講義で、その大元の思想を知ることが出来たので、ものすごく安心して取りくめております。その中でコーチの言われる「考えておくべきこと・自分自身のショットでのキャリーの正確性」に関して、質問があります。
    Q1:キャリーの距離の確実な制御方法はコーチの言われる、距離にあったスタンス幅にたつ、 なのでしょうか、それとも、ふり幅 なのでしょうか?自分のパットで゙はスタンスはほぼ同じで振り幅で距離を制御していたので、今まで何の疑問のなく、この9Iアプローチは振り幅でキャリーの距離を出していたのですが、コーチの15Yキャリーショットやアプのの解説などから、スタンス幅で決めるほうが制御性が高いように感じているのです。今シーズンももうすぐ始まりますので、気になっています。
    Q2:先日解説頂いた、「パター風SWショット」のダフリ現象についてです。練習場でのことですが、9Iハンドアップコロガシは練習場では勿論、ダフリはほぼ皆無なのに、「SW」法はは初球が格段にダフリ易くなります。自分に特有の現象なのかと動画を撮影してもよくわかりません。一般的な注意事項があればぜひアドバイスお願いします。尚、2球目以降はほぼ皆無となりますが、この初球打ちのダフリがラウンドでは大問題です。宜しくお願いします。

    返信
    1. 大森 睦弘大森 睦弘 投稿作成者

      Q1:「キャリーの距離の制御方法は距離にあったスタンス幅に立つのか振り幅 なのでしょうか?」

      ノーマルショットで脚をしっかり使うショットでは、58度のロフトでは15yキャリー以上なら、距離にあったスタンス幅に立つようにします。しかし、キャリーが15y以下ではスタンスの幅はキャリーを15yさせるときのスタンスの幅である左右の母指球の少し後ろの間隔が腰の幅程度(人によりますが、大腿30cm前後)を維持しておいて、スイングのリズムをゆっくにします。ターゲットから逆再生でイメージしてきて、ボールの速さとかヘッドの速さをイメージして、その速さになる感じでスイングリズムを作ります。これなら、右脳や小脳が秘かにがんばってくれます。

      Q2:「9Iハンドアップコロガシではダフリはほぼ皆無なのに「パター風SWショット」のダフリの原因は?」

      サンドウエッジの方が9番アイアンよりも、バウンスが出ているので、バックスピンをかけるサンドウエッジの場合には、左脚に7割ぐらい体重を乗せるようにして、9番アイアンのハンドアップと同じぐらいの感じになります。どっちみちサンドを使うということは、グリーンに落ちてできるだけ早く止めたい場合が多いので、バックスピンは欲しいし、高さもあると止まりやすくなります。ですから、サンドの場合は、ダフりにくそうな状況であっても、はじめから左脚に7割体重を乗せてショットすればいいです。

      返信
      1. stampylake

        大森コーチ殿、9Iコロガシ距離だしは「スイングリズム」で、SWパター風」ダフリ防止は「左脚7割荷重」、いづれも認識できていませんでした。前者は確かに本能的に振り幅よりスイングリズムを早くしてヘッドにカチンと当てて距離を出していたことを思い返して、なるほどと得心しました。後者はさっそく練習場でいきなり初球打ちを、合間合間に試み検証いたします。よいアドバイスを有難うございました。そういえばパターの距離感もスイングリズムで打っているような気がしており、これもラウンドで再確認します。ラウンドではなにもきにせず、ただ本能的に狙い打っていつも距離感だけは合うので今まで疑問に思ったことがなかったというのが実情です。又楽しみが増えました。又機会がありましたら、SWロブショットの詳細解説もぜひお願い致します。浮いていれば思い切り振れるのですが、それ以外はまずあきらめです。」

        返信

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