2025.02.26
From:近藤雅彦
神田のカフェより、、、
おはようございます!
近藤です。
先週は、季節の変わり目特有の
「強風」による影響についてお話しましたが…
まだこの季節には風とは別の要因で
最も注意しないといけないことがあるのですが、
コメントで、その件について
ご要望が寄せられていました。
改めて、その点の注意喚起が
できていなかったと感じたので、
本日はその内容についてお話していきます。
特に!
これから1~2ヶ月くらいは
コレが原因で自信を失ってしまうゴルファーも
いるくらいなので、
近々ラウンドの予定がある方は
必ず本日の内容を頭に入れてから挑んでください!
▼PN.宇田さんからのコメントです。
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直近のラウンドで
先日頂いた風に関するアドバイスを活かし、
しっかりインパクトできた時の飛距離は
満足できるコントロールでした。
ただ一方で、グリーン周りで
トップ、ダフリのミスが連発してしまい、
チャンスをつぶす場面がいくつもありました・・・
グリーン周りでトップでオーバーし、
行ったり来たりして
+4打も叩いてしまったホールまで…
グリーン周りからの十数ヤードの
アプローチが上手くいけば
パーも狙える場面が何回もあっただけに、
ショックが大きかったです・・・
練習場ではSwも
そこそこ打てている自負があるのですが、
本番のアプローチ周りでの精度アップについて
良い方法があればご教授ください。
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なるほど、、、
これは、強風以上に注意すべき
冬芝のライに関する対策が必要ですね。
おそらく、宇田さんの今回の対策として
最も有効なのは、、、
転がすアプローチを身に着けること
です!
「転がし」を習得で全てが楽になる
まだまだ芝が枯れて硬い状態の地面では、
当然ボールも浮き上がっていない厳しいライが基本となります。
そんな状況でSWや56°、58°の高ロフトのウェッジは
ダフリ・トップを起こしやすく、またトップした時も
ヘッドスピードが乗って悪い結果をより大きくします。
グリーン周り、特に緊張感のある場面では
たとえクリーンなインパクトをしなくても
総飛距離のズレが小さくて済む、
より確実なクラブで「転がすアプローチ」を
選択することでスコアメイクを楽にできます。
そのため、真っ先に
・AWなどでピッチエンドラン
・PWや9Iでランニングアプローチ
などの選択肢を頭に浮かべましょう!
パターで転がす、などの選択肢は
芝が伸びてくると距離のコントロールが難しくなりますが、
ピッチエンドランなどは全シーズンで使い道があり、
かつ成功率も担保しやすい方法なので
冬のこのチャンスにモノにしましょう!
では肝心の、ピッチエンドランや
ランニングアプローチについての注意点について、
詳しくお話していきます。
意識はカップではなく「1バウンド目」
どうしてもカップが視界に入ると
「そこへ入れる」と意識が向いてしまいます。
しかしそういったカップインへの意識への強さは、
スイングやタッチなどの精彩さを欠いてしまいます。
そのため、意識すべきは
「1バウンド目をどこに落とすか」です。
Awならこれくらい転がる、Pwならこれくらい、
とイメージを持ち、その1バウンド目をどこに落とすかを
明確にイメージします。
可能であれば、その1バウンド目は
カラーよりもグリーン内の方が
予想の跳ね方とのギャップを防ぎやすいですが、
これはカップの切られる位置にもよるので
自然にイメージできる方で構いません。
さらに、その1バウンド目のイメージは…
カップの50cm先へ転がる1バウンド目を
1バウンドして、転がっていくイメージの先。
その終着点は、カップ丁度でもカップの手前でもなく、
カップの50cm先をイメージしてください。
まず第一に、届かないと万が一にも
カップインの期待は持てないですし、
何よりカップ手前の50cmでショートするのと
カップを50cmオーバーするのでは、
大きな差があります。
カップの手前で止まった場合、
その先のグリーンの転がりは全くの未知数のまま。
一方でオーバーした時には
転がり具合を事前に見ることができて
残ったパットへの試金石とすることが可能です。
小さな差に感じるかもしれませんが、
このごくごく短いパットがどれだけ重要かは
あなたも良くご存じのはずです。
この転がしのイメージを明確に持つことで、
アプローチの精度、果てはその次の
パットの成功率までも引き上げて、
寄せワンを偶然でなく実力で引き寄せることができます。
さらに、スイングについては…
振り幅が小さい分、手打ちに注意
ロフトが立っている分、振り幅が小さいので
短い距離ならイメージとしては
パターのように打って大丈夫です。
が・・・
小さい振り幅になると、とたんに
器用な手先・手首を使いやすくなり、
手打ちになりやすくなります。
しっかり手首と肩の三角形をキープ、
そして、胸を回す。
これを意識しないと、せっかくミスしにくい番手を選んでも
許容できない大きなザックリやトップを招いてしまいます。
手打ち対策については、
昔のメルマガ動画でも話しているので
参考にしてみてください。
過去のご動画はこちら
↓
以上が、ランニングアプローチの注意点でした。
バンカーを挟んだグリーンで転がせない、
下り傾斜で転がりが読めないなどの例外を除いては、
成功率をあげられる重要なスキルなので、
ぜひ取り組んでみてください!
最近のラウンドで
アプローチが上手くいかなかったという方も
肩を落とすことなく、
むしろこのスキルを習得することで
ショートゲームの安定感を格段に上げるチャンスと考えて、
練習に取り入れてください。
そうすれば、いざ春を迎え
本格的なゴルフシーズンになったとき、
今までとは違う結果が待っていることでしょう。
ぜひ、転がすアプローチで
寄せワンを量産してください!
近藤
<本日のオススメ>
厳しい冬のライでも関係なく、
ミドル、ロングアイアンのミスも減らし、
飛距離も諦めたくないゴルファーの方へ・・・
ダブルカット構造に幅広ソールといった
寛容さを追求した構造に加え、
鋳造(ちゅうぞう)と鍛造(たんぞう)の
メリットを掛け合わせた製造法
鋳鍛造(ちゅうたんぞう)が持つ性能。
・球が上がりやすく
・芯が広いため飛距離が安定し
・鍛造フェースで打感も一級
これらの性能を全て併せ持つ
日本の地クラブメーカーの本気がうかがえる
異例のアイアンです。
詳細ページ内に、私の試打動画もありますが・・・
飛びすぎ注意です!
必ず、今のアイアンより何ヤード変わるか確認して
ラウンドしてください!
ぶっつけ本番では、飛距離が違い過ぎて
グリーンをオーバーしたり予想外に
飛びすぎる恐れがあります!
その分、一度使用感を把握すれば
強力な武器になりますので、
ぜひ完売前にご一読くください!
詳細はこちら
↓
https://g-live.info/click/dorev_ir2502/